板垣さん、今年4つめとなる超新星2003iyを発見
【2003年10月24日 VSOLJニュース(117)/国立天文台・天文ニュース(678)】
(VSOLJニュース)
山形市にお住いの板垣公一(いたがきこういち)さんは、今年すでに超新星を3個も発見するなど、たいへん活躍中の新天体ハンターです(vsolj-news 100、104、115)。板垣さんはこのほど、さらに引続き、りゅう座の渦巻銀河NGC 6143に超新星を発見されました。
超新星が発見されたのは10月20.387日(世界時、以下同様)で、そのときの明るさは16.8等と報告されています。22.364日にもほぼ同じ明るさで確認されています。超新星の位置は、
赤経 16時21分43.22秒 赤緯 +55度05分05.2秒 (2000年分点) NGC 6143周辺の星図(23KB)
で、母銀河の中心から東に8秒角、南に4秒角にあたります。渦巻状の円盤部に重なっています。今後、分光タイプの決定や光度変化の追跡が待たれます。
発見時の画像などは、D. Bishopさんの超新星ページ、http://www.rochesterastronomy.org/snimages/で見られます。
(国立天文台・天文ニュース)
山形市にお住いの板垣公一(いたがきこういち)さんは、今年すでに超新星を3個も発見するなど、精力的に活躍中の新天体捜索者です(国立天文台・天文ニュース(625)、(635)、(673))。
その板垣さんが今年4つめとなる超新星を、りゅう座の渦巻銀河NGC 6143に発見しました。
超新星が発見されたのは10月20.387日(世界時、以下同)で、そのときの明るさは16.8等級と報告されています。22.364日にもほぼ同じ明るさで確認されています。
超新星の位置は、
赤経 16時21分43.22秒 赤緯 +55度05分05.2秒 (2000年分点)
で、母銀河の中心から東に8秒角、南に4秒角にあたり、渦巻状の円盤部に重なっています。
この超新星には2003iyという名前が付けられました。
今後、分光タイプの決定や光度変化の追跡が待たれます。