ステラナビゲータのオリジナル投稿番組「星空を想えば」を公開
【2009年10月5日 アストロアーツ】
アストロアーツの天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」のコンテンツ・ライブラリで、プラネタリウム番組「星空を想えば」を公開しました。いつも番組をご投稿くださる「星見☆サークル」さんの、今年第2作目です。
「星見☆サークル」さんが、プラネタリウム番組の新作「星空を想えば」を作成されました。
番組では、晩年のガリレオが盲目になった話をきっかけに、二人の登場人物が、遠くの星と近くの星の違いを人間の目は見分けられないという例をあげて、目が見えていたとしても、星空や宇宙にはわからないことがたくさんあるという話を展開します。やりとりの中で二人は、人間がそんな目をもっていたからこそ、星座や星座をめぐる物語が誕生したのだろうと考えています。
番組を通して「星見☆サークル」さんは、さまざま自由な想いをめぐらせて星空をながめると、補えることがあり、その先に広がる楽しみがあることを教えてくれています。また、「目が見えないと、星を楽しむことはできないのか?」ということを視覚に障害のない人にも考えていただきたいと思って制作されたとのことで、実際に視覚障害の方に聞いてもらったそうです。「この作品を通して、少しでも多くの人に「星空とバリアフリー」について興味を持っていただければ幸いです」というコメントをお寄せいただきました。
ステラナビゲータ Ver.8以降をご利用の方は、ぜひ番組をダウンロード、インストールしてお楽しみください。
《コンテンツ・ライブラリ機能について》
「ステラナビゲータ」は、美しい星空や日食・月食、流星群などの天文現象や未体験の宇宙映像をパソコン画面に再現する天文シミュレーションソフトウェアです。「コンテンツ・ライブラリ」機能(Ver.8より搭載)を利用すると、天文現象を再現するアニメーションやプラネタリウム番組、天体のデータなど、新しいコンテンツをインターネット経由でダウンロードしてステラナビゲータにインストールすることができます。
また、コンテンツ・ライブラリには、どなたでもプラネタリウム番組やデータなどをご投稿いただけます。ひとつの星座をフィーチャーしたショートストーリー、過去未来の天文現象、天体カタログのデータなど、どうぞお気軽にお送りください。