野口さん、国際宇宙ステーション長期滞在を開始
【2009年12月25日 JAXA】
モスクワ標準時間12月23日3時30分(日本時間 9時30分)、野口聡一さんら3人の宇宙飛行士がソユーズ宇宙船から国際宇宙ステーション(ISS)へ入室し、長期滞在を始めた。
現地時間12月21日にカザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から宇宙へ飛び立ったソユーズ宇宙船(21S)は、モスクワ標準時間12月23日1時48分(日本時間 7時48分)に国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングした。続いて3時30分(同 9時30分)に野口さんを含む3名の乗組員は、ソユーズ宇宙船からISSへ入室した。
その後野口さんらは、以前よりISSに滞在していた2名の宇宙飛行士から、緊急事態への対応やISS内の装置について説明を受けた。また、ソユーズ宇宙船(21S)から物資を移送した。
入室後に地球と交信した野口さんは、「無事にISSに戻ってきました。これから6ヶ月間(※)ここが自分の新しい家。日本の皆さんに宇宙のすばらしさを感じてもらえるよう、たくさん発信して行きたい」と抱負を語った。
(※野口宇宙飛行士のISS長期滞在期間は、約5ヶ月間の予定)