野口聡一さん、来年12月に国際宇宙ステーションへ

【2008年11月25日 NASA Features

NASAは、2010年まで国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在するすべての宇宙飛行士の氏名とその滞在時期を発表した。そのうちの一人である日本人宇宙飛行士の野口聡一さんは、2009年12月から2010年5月までの6か月間ISSに滞在することとなった。


野口聡一さんは、今年の5月第20次ISS長期滞在員に選ばれた。これまで、滞在時期は2009年後半から2010年前半とされていたが、NASAおよび各国の宇宙機関によって、2009年12月から2010年5月までの半年間が滞在時期に設定された。

ISSには2000年から2〜4名の宇宙飛行士が約半年ごとに交代で滞在しているが、2009年5月からは体制が変更される。長期滞在員数が6名に増員され、交代時期もこれまでの6か月に1回から、2〜4か月ごととなる。

今回の発表はその体制変更に伴うもので、新たな長期滞在員の名前が加わっている。野口さんの滞在番号も、第20次から第22次、23次に変わったが、滞在期間や主な作業内容に変更はない。