ISS補給機の愛称は「こうのとり」　来年1月に打ち上げ

【2010年11月12日 JAXA （1）／（2）】

日本が開発・運用する国際宇宙ステーション補給機（HTV）の愛称が「こうのとり」に決定した。来年1月20日に最初の打ち上げが予定されており、その後は年1度のペースで運用される見込み。

ISSに接近するHTV技術実証機

ISSに接近するHTV技術実証機（提供：JAXA）

国際宇宙ステーション（ISS）に物資を運ぶ無人補給機「HTV」の愛称が「こうのとり」（ローマ字表記は「KOUNOTORI」）に決定した。インターネットやはがき等で寄せられた約17000件の応募のうち217人がこの名前を提案。子供や幸せなど大切なものを運ぶ鳥としてのイメージがあり、HTVのミッション内容を的確に表しているとして選定された。

2009年秋にテストを兼ねて運用されたHTV初号機に続く2号機は、2011年1月20日15時29分ごろ、種子島宇宙センターからH-IIBロケット2号機で打ち上げられる予定となっている。