板垣さんが超新星2014dgを発見、96個目
【2014年9月19日 CBET 3978】
山形県の板垣公一さんが9月11日、きりん座の銀河に自身96個目となる超新星2014dgを発見した。
山形県の板垣公一さんが9月11.725日(世界時。日本時では12日2時半ごろ)、きりん座方向の銀河UGC 2855に超新星2014dgを15.4等で発見した。超新星の位置は以下のとおり。
赤経 03時48分19.78秒 赤緯 +70度07分54.5 秒(2000.0年分点) UGC 2855周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
広島大学東広島天文台(広島県)での分光観測などから、極大前のIa型超新星とみられる。
板垣さんによる超新星発見は今年6個目、通算で96個となった。
超新星2014dgの位置
新発見の超新星を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。「ツール」メニューから「データ更新」した後、「SN 2014dg (UGC 2855)」を検索・表示してください。
また、新しいデータや番組をオンラインで入手できる「コンテンツ・ライブラリ」(「コンテンツ」メニューより)では、星図に一覧表示できる「板垣さんが発見した超新星」「日本人が発見した超新星」も公開しています。あわせてお楽しみください。