作例
NGC 7000 北アメリカ星雲
EF 200mm F2L IS USM(絞りF2.5) ビクセン GP-2赤道儀で追尾 キヤノン EOS 60D(フィルター換装・冷却改造) ISO1600 210秒×6枚
画像処理で気をつけた点
北アメリカ星雲は、輝度差が少なくのっぺりとしているので、デジタル現像のスライダを左に動かして処理を強く適用すると、星雲の調子が失われてフラットになってしまいます。そこでデジタル現像はデフォルトで適用し、トーンカーブで若干コントラストをあげてメリハリをつけました。また、赤いイメージのある北アメリカ星雲ですが、あまり赤の彩度を上げすぎると、色が飽和してせっかくの星雲の調子が失われてしまいます。彩度強調も必要最小限にとどめました。