流星は放射点の方向から飛んできますが、いくつもの流星の流れた跡をたどって行くと放射点で交わるのであって、実際には空のいたるところに流れます。したがって必ずしも放射点の方向にこだわる必要はなく、空を広く見渡すのがよいでしょう。見晴らしのよい場所で、冬の星座や星を楽しみながら空を眺めることをおすすめします。
流れ星を待つ間は、星座探しをしてみましょう。iOS用の「iStellar」「iStellar HD」やアンドロイド用「SmartStellar」などのモバイルアプリを使えば、星や星座の名前がすぐにわかります。
※まぶしくないように、画面の明るさを調整しておくとよいでしょう。
月が昇ってくると月のある方向は眩しく流星が見辛くなりますから、月を直視しないようにしたり、月に背を向けて見るようにしたりするとよいでしょう。
同じ理由で、街灯がない方向を見たり、町明かりが少ないところで観察したりすれば、多くの流星が見えるかもしれません。
流星を観察するために長時間夜空を見上げ続けていると首が痛くなります。アウトドア用のチェアやベッドを用意できればベストですが、グラウンドシートに寝転がって見るのも快適です。ただし、車の往来がある駐車場ではたいへん危険ですので寝転がるのはやめましょう。
とても寒い時期です。しっかり寒さ対策をして流星観察を楽しんでください。
HEDDY-RW
白色光と赤色光のヘッドランプ。明るさは3段階切り替えで角度調整も可能
(※販売終了)
ソラリラ
折りたたみ式の星空ベッド。楽な姿勢で空を眺められます。双眼鏡などを収納できるポケット付き
タイマー・
リモートコントローラー
タイマー機能付きカメラリモコン。撮影はカメラ任せで空を眺めましょう
ナノ・トラッカー
簡易赤道儀。デジタル一眼レフやミラーレス一眼で流星撮影が楽しめます。「ポラリエ」や「MusicBox EQ II」も
アストロアーツ星空情報 星空ガイド / メールマガジン「星空アナウンス」 / 月刊誌「星ナビ」 / Twitter @AstroArts