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板垣さん、りゅう座の銀河に超新星発見、今年3個目

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山形県の板垣公一さんが4月2日、りゅう座の銀河に超新星2021hprを発見した。板垣さんの超新星発見は今年3個目、通算161個目。

【2021年4月5日 Transient Name Server】

山形県の板垣公一さんが4月2日10時46分ごろ（世界時。日本時では19時46分ごろ）、りゅう座の銀河NGC 3147に17.7等の新天体を発見した。天体の位置は以下のとおり。

赤経  10h16m38.641s
赤緯 +73°24′02.02″（2000年分点）

りゅう座の新天体
りゅう座の新天体の発見画像（撮影：板垣さん）

NGC 3147周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
NGC 3147周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。画像クリックで星図拡大（「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について）

2021hprの符号が付けられた後、伊・アジアゴ天文台で行われた分光観測などにより爆発から間もないIa型超新星らしいことが確認された。

板垣さんの超新星発見は3月17日以来で、今年3個目、通算では161個目（独立発見を含む）となった。

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