宇宙開発競争がモチーフ「月とライカと吸血姫」アニメ放送開始
【2021年10月4日 星ナビ編集部】
(「星ナビ」2021年11月号「News Watch」より抜粋)
10月から放送のアニメ「月とライカと吸血姫(ノスフェラトゥ)」の舞台は、世界大戦の終結後、熾烈な宇宙開発競争を繰り広げる二大大国。東歴1960年、大国の一つ・共和国連邦最高指導者ゲルギエフは、成功すれば人類初の快挙となる有人宇宙飛行計画『ミェチタ(夢)計画』を発令する。
――とここまで聞けば多くの宇宙ファンが気づくように、物語は1960年前後の「米ソ宇宙開発競争」がモチーフとなっている。登場人物の中に実際の宇宙開発競争で活躍した人物をモデルにした人がいたり(作劇上の理由で年齢や性別は異なっている場合もあるが)、物語のストーリーと史実がリンクしているなど、ニヤリとする要素が満載だ。
一方、作中に「吸血鬼」が登場するなど、史実とファンタジーの融合も本作の魅力の一つだといえる。「星ナビ」11月号では、原作、およびアニメのシリーズ構成をつとめる牧野圭祐さんからのコメントを紹介した。アニメの放送、そして10月19日発売の原作小説第7巻(最終巻)で、ユニークな世界観の中で繰り広げられる「初めての宇宙飛行」を体験しよう。
《「月とライカと吸血姫(ノスフェラトゥ)」》
- ■ 原作:
-
- 牧野圭祐 著(小学館 ガガガ文庫)
- ■ アニメ放送:
-
- 2021年10月よりテレビ東京、BS日テレ、サンテレビ、KBS京都にて放送開始
- ■ 公式サイト:
- ■ 公式Twitter:
〈関連リンク〉
- 「星ナビ」2021年11月号 記事全文
関連記事
- 2024/12/17 アストロアーツ オンラインショップ「2024-2025 Winterセール」スタート!
- 2024/11/29 星ナビ1月号は「星のゆく年くる年」と「星空ハンドブック2025」
- 2024/11/19 「星空こよみ2025(壁掛け版)」に関するお詫びと修正版送付のお知らせ
- 2024/11/14 「COIAS」発見小惑星に「アオ」命名、15日に「命名祝賀会」配信
- 2024/11/09 千年の時を超えて「#道長と同じ月を見上げよう」
- 2024/10/31 星ナビ12月号は「紫金山・アトラス彗星」と「スマート望遠鏡最新機種」
- 2024/10/23 ソニーの「星空フォトコンテスト2024」応募締切迫る
- 2024/10/04 「チ。 ―地球の運動について―」TVアニメ放送スタート
- 2024/10/03 「火星のクレーター」を教室に再現!ドラマ「宙わたる教室」が10月放送開始
- 2024/10/02 星ナビ11月号は「銀河鉄道の夜から100年」と「紫金山・アトラス彗星」
- 2024/09/11 アストロアーツ/星ナビ協賛、ソニーの「星空フォトコンテスト」応募は10月31日まで
- 2024/09/02 星ナビ10月号は「いよいよ接近!紫金山・アトラス彗星」
- 2024/08/02 動画公開!華やかなペルセウス座流星群を記録しよう
- 2024/07/30 星ナビ9月号は「華麗なるペルセ群流星」と「スマホで #天文なう」
- 2024/07/05 金井三男さんの星ナビ「こだわり天文夜話 最終話」とステラナビゲータ番組「世界の星座」を特別公開
- 2024/07/01 星ナビ8月号は「スマホで天体&星景写真」と特別付録「夏の星空&おでかけダイアリー」
- 2024/06/14 星ナビ付録「星空未来チェックノート」の現象をステラナビゲータでシミュレーション!
- 2024/06/04 星ナビ7月号「人工天体虎の巻 第四巻」スペシャル動画公開
- 2024/05/31 星ナビ7月号は「星空人生100年計画」と特別付録「星空未来チェックノート」
- 2024/04/30 星ナビ6月号は「魚眼レンズで天体写真」と特別付録「1テーマ5分でわかる!天体画像処理6」