タイムドーム明石のプラネタリウムがリニューアルオープン

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6月1日、東京都中央区の「タイムドーム明石」のプラネタリウムがリニューアルオープンした。光学式のプラネタリウムがないフルデジタルプラネタリウムで、アストロアーツの「ステラドームプロ」が導入されている。

【2016年6月15日 アストロアーツ】

6月1日(水)、東京都中央区にある「タイムドーム明石(中央区立郷土天文館)」のプラネタリウムがリニューアルオープンした。

プラネタリウムと聞くとドームの中心に置いてある機械を想像する方も多いだろうが、タイムドーム明石はドームの中心に機械を置かず、プロジェクタから投影する映像のみで星空を創り出すフルデジタルプラネタリウムだ。EPSONのプロジェクタ「EH-LS10000」2台で全天を覆い、鮮明で迫力のあるドーム空間を実現している。

投影された星空
レーザー光源のプロジェクタから鮮やかに映し出される星空

話題になったプラネタリウム番組「Seasons~星の広がる高原~」も引き続き投影しているが、その鮮明さは普段番組を見慣れている投影スタッフが驚いたほどだ。さらに、リニューアルオープンに合わせて新番組「Seasons~星降る水面~」も投影を開始しており、レーザー光源のプロジェクタで映し出されるステラドームの星空と共にさらに話題を呼びそうだ。

コンソール
今回新しく導入された物理コンソールとステラドームのデジタルコンソール

担当の橋本京子さんのコメント

6月1日のリニューアルオープン日から、さっそく区内小学校3年生の科学習投影が始まりました。

主な学習内容は方位の確認や太陽の動きの観察です。でもせっかく来てくれたのだから、と、星空を映し出し、さらに最接近したばかりの火星に近づくと、その迫力に児童たちから「すごい!」「宇宙旅行だ!」と歓声が沸き起こりました。

一日に3回ある一般投影のうち、2回目に生解説を実施しています。流星群や日食・月食など天体現象の再現も今までになく正確なので、わかりやすくご紹介できるでしょう。

2か月毎に「火星」「月」等テーマを設けて解説しています。ステラドームプロの機能を駆使し、心に残る星空体験をご提供する予定です。

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