AstroArts Topics

X線連星

特異なX線連星から吹き出すプラズマの風とブラックホールの運動を観測

2024/12/05
X線分光撮像衛星「XRISM」の観測により、X線連星「はくちょう座X-3」から吹き出すガスや、ブラックホール候補天体に落ち込むガスの詳細な動きが明らかにされた。

宇宙ジェットで掃き集められた分子雲

2023/05/23
X線連星から噴出する宇宙ジェットの先端領域に分子雲が2つ発見された。宇宙ジェットにより掃き集められた小さな分子雲の粒で構成されているとみられ、分子雲の形成過程に新たな示唆が与えられた。

「銀河系外惑星」候補を初めて発見

2021/11/01
子持ち銀河M51の中にあるX線連星で、土星サイズの惑星が引き起こした可能性のある減光が検出された。天の川銀河の外で惑星候補が見つかるのは初めてだ。

可視光線で大規模な変動を示すX線連星

2018/07/04
今年3月に発見されたX線連星が可視光線で大規模な明るさの変動を見せている。0.7等級の振幅を生み出す原因はわかっておらず、継続的な観測が求められる。

天の川銀河の中心に1万個のブラックホール

2018/04/09
X線衛星「チャンドラ」の観測データから、天の川銀河の中心部に推定で約1万個のブラックホールが存在するという研究結果が発表された。

初めて可視光線で見えた!ブラックホールの「またたき」

2016/01/07
2015年6月中旬から7月初旬にかけて急激な増光を示したブラックホール連星「はくちょう座V404星」で、従来X線でしか観測できないと思われていたブラックホール近傍からの放射エネルギーの変動が可視光線で初めてとらえられた。口径数十cmの天体望遠鏡でもブラックホールの光の変動が見える可能性があるということだ。

コンパス座X-1を取り巻くX線リング

2015/06/29
X線連星「コンパス座X-1」の周りに4重のリングが見つかった。X線を反射したエコーが見えているもので、その大きさやX線が届く時間差から、コンパス座X-1までの距離が明らかにされた。

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