「きぼう」の船内実験室が「ディスカバリー号」内へ、星出さんら乗組員は最終訓練
【2008年5月9日 NASA Space Shuttle News / JAXA】
日本実験棟「きぼう」の船内実験室が、5月31日(米国時間、以下同様)に打ち上げ予定の「ディスカバリー号」の貨物室に搭載された。星出彰彦宇宙飛行士らディスカバリー号の乗組員は現在、NASAのケネディ宇宙センター(KSC)で打ち上げ前の最終訓練を行っている。
5月5日、日本実験棟「きぼう」の船内実験室とロボットアームが、スペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-124/1J)のペイロードベイ(貨物室)に搭載された。
翌6日、星出彰彦さんを含む「ディスカバリー号」の乗組員が、打ち上げ前の最終訓練を行うためNASAのKSCに到着した。
最終訓練は7日に始まり、9日まで行われる。乗組員は打ち上げで着用する与圧服(オレンジスーツ)を着て、実際にディスカバリー号に搭乗し、仮想のカウントダウンや緊急時の射点からの脱出訓練などを行う。また、地上要員も本番同様の作業を行う。
なお、スペースシャトル「ディスカバリー号」の打ち上げは、米国東部夏時間5月31日午後5時1分頃(日本時間6月1日午前6時1分頃)に予定されている。