山崎直子宇宙飛行士のISS行きは、4月に延期

【2010年2月17日 JAXA プレスリリース】

日本人宇宙飛行士 山崎直子さんが搭乗するスペース・シャトル「ディスカバリー号」（STS-131）の打ち上げが3月18日から4月5日に延期された。

（スペースシャトル「ディスカバリー号」（STS-131ミッション）乗組員の画像）

スペースシャトル「ディスカバリー号」（STS-131ミッション）乗組員。クリックで拡大（提供：NASA）

NASAは、3月18日に予定していたスペースシャトル「ディスカバリー号」（STS-131）の打ち上げ日を4月5日に延期すると発表した。

延期の理由は、米・フロリダ州が低温に見舞われているためである。スペースシャトル計画では、気温とシャトルの移動とに関する明確な基準を設けている。スペースシャトルは、低温にさらされるとスラスターから燃料が漏れる可能性があるからだ。

そのため、ディスカバリー号のシャトル組立棟への移動、その後の発射台への移動も当初の予定より遅れることとなり、打ち上げを含む全体のスケジュールが見直されることとなった。

なお、新しい打ち上げ予定日時は、米国東部夏時間4月5日19時27分（日本時間5日19時27分）に設定されている。