16日に都内で宇宙ステーション利用計画ワークショップ

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【2011年12月9日 JAXA

12月16日、「第30回宇宙ステーション利用計画ワークショップ」が東京都港区で開催される。「きぼう」日本実験棟の利用成果や今後の方向性などの紹介のほか、他の参加国の成果や計画の紹介を通じて今後の国際協力ミッションを議論する。


《第30回宇宙ステーション利用計画ワークショップ》

宇宙航空研究開発機構では、東日本大震災により開催を延期しておりました「第30回宇宙ステーション利用計画ワークショップ」を下記のとおり開催いたします。

国際宇宙ステーション(ISS)は、日本・米国・カナダ・欧州(11か国)およびロシアが参加する国際的な大型研究施設です。日本はアジア地域からの唯一の参加国として、これまでに、微小重力や宇宙放射線など、ISSならではの環境を用いて、材料科学や生命科学などの科学実験や宇宙飛行士の健康リスク軽減を目的とした宇宙医学実験、創薬に向けた知見を得るタンパク質結晶生成実験などの宇宙実験を進めてきました。また、国際宇宙ステーション計画に参加している米国・欧州・カナダ・ロシアでも、様々な宇宙実験が行われ、その利用成果を受けたこれからの利用計画の検討を進めています。

今回のワークショップでは、日本の「きぼう」の最新の利用状況や利用成果のほか、今後の「きぼう」利用の方向性などについて紹介します。また、米国・欧州・カナダ・ロシアの利用成果や最新の利用計画の紹介を通じて、今後の国際協力ミッション等について議論する予定です。

■ 日時:
2011年12月16日(金) 13:00〜17:30
■ 会場:
日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
■ 内容:
  • 第1部 「きぼう」利用のこれまでとこれから
  • 第2部 ISS利用のこれまでとこれから
  • 第3部 ISSの意義と貢献〜宇宙(科学)の面白さと課題
使用言語は日本語・英語(同時通訳)
■ 参加方法:
下記ウェブサイトより事前申し込み。参加費無料。定員約300名
■ 主催:
宇宙航空研究開発機構(JAXA
■ ウェブサイト:
第30回宇宙ステーション利用計画ワークショップ