2022年8月26日 細い月と金星が接近

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8月26日の明け方、東北東の低空で細い月と金星が接近する。

星図

8月26日の明け方、東北東の低空で月齢28の非常に細い月と金星が接近して見える。

地球照を伴った幻想的な細い月と金星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさで、早起きする価値のある現象だ。日の出45分前の高度が5度前後とかなり低いので、東北東の空が開けたところで眺めたり写真に収めたりしてみよう。双眼鏡を使うと細い月も見やすくなる。

今後、金星は太陽に近づくため見づらくなり、10月21日の外合を経て年末ごろから「宵の明星」として夕空で輝くようになる。次回、細い月との共演が見られるのは来年1月23日の夕空になる。