2023年7月20日 細い月と金星が並ぶ

このエントリーをはてなブックマークに追加
2023年7月20日の夕方、西の低空で細い月と金星が並ぶ。

星図

7月20日の夕方、西の低空で月齢3の細い月と宵の明星の金星が並んで見える。

地球照を伴った幻想的な細い月と宵の明星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさだ。間隔は約7度とやや広めだが、美しいことに変わりはない。肉眼や双眼鏡で眺めたり、写真に収めたりしてみよう。日の入り1時間後の金星の高度が5度未満と非常に低いので、西の空が開けたところで、空が暗くなり始めたら早めに観察しよう。月と金星の左上には火星も見え、翌21日に月と火星が接近する。