AstroArts Topics

MAXI

太陽フレアの100万倍、超巨大フレアの初期観測に成功

2024/05/29
国際宇宙ステーションの全天X線監視装置「MAXI」とX線望遠鏡「NICER」を組み合わせた観測で、恒星フレアが初期段階から観測された。その規模は、過去最大の太陽フレアの100万倍に達するものだった。

数千年に一度、史上最強のガンマ線バースト

2023/04/05
昨年10月に検出され、異例の明るさとなったガンマ線バースト「GRB 221009A」は、数千年に一度しか起こらない規模の現象だったことがわかった。X線残光も桁外れの強さだ。

ISS上で日米のX線観測装置が自動連携、突発天体に対応

2022/10/20
国際宇宙ステーションに設置された日本の「MAXI」とNASAの「NICER」という2つのX線観測装置が地上を経由せずに自動連携することで、突発天体を見つけてすぐに追観測するシステムができた。

「あらせ」と「きぼう」の連携で、電子の豪雨の原因解明

2020/09/11
ジオスペース探査衛星「あらせ」と国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の装置による同時観測から、REP現象と呼ばれる「電子の豪雨」がプラズマ波動によって発生していることが明らかとなった。

MAXIがとらえた軟X線による新たな全天地図

2020/05/11
国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に設置されているX線観測装置「MAXI」のデータから、世界初となるX線CCDでの軟X線全天マップが作成された。

MAXIが見つめ続けた、今世紀最大級の明るさのX線新星

2018/09/20
国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟に設置されているX線監視装置「MAXI」が、2017年9月に発見したX線新星の変光の様子を200日にわたって観測し、中心天体がブラックホールであることを強く示すデータなどを取得した。

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