AstroArts Topics

ヘッドライン

準惑星ケレスがいて座で衝

2015/06/25
7月27日、準惑星ケレスがいて座の方向で衝となる。明るさは7等。

月と土星が大接近

2015/06/25
7月26日の夕方から深夜にかけて、月と土星が大接近しているのが見える。

木星とレグルスが接近

2015/06/25
7月下旬、夕方の西の空で金星と並ぶ木星が、しし座のレグルスと接近する。

細い月と金星が接近、レグルスが並ぶ

2015/06/25
7月19日、日の入り後の西の空で細い月と金星が接近し、近くにしし座のレグルスが並ぶ。木星とともに、双眼鏡で眺めてみよう。

「だいち2号」の開発者が電波功績賞を受賞

2015/06/24
人工衛星「だいち2号」の開発責任者が、衛星に搭載した機器の開発で「電波功績賞」の「一般社団法人電波産業会会長表彰」を受賞した。

150年ぶりの増光を見せている共生星ペガスス座AG星

2015/06/24
6月13日に共生星新星ペガスス座AGが7.7等まで明るくなり、実に約150年ぶりの増光を見せている。

かみのけ座銀河団中に800個以上の「超暗黒銀河」

2015/06/23
すばる望遠鏡アーカイブデータの解析から、かみのけ座銀河団の中に854個もの「超暗黒銀河」が発見され、銀河団内での分布や銀河の中にある星の種族が明らかになった。

太陽1億4000万個分 銀河中心の超大質量ブラックホール

2015/06/22
アルマ望遠鏡による観測を元にしたモデル計算で、棒渦巻銀河NGC 1097の中心に存在する超大質量ブラックホールの質量が太陽の1億4000万倍であると算出された。銀河と超大質量ブラックホールは共に進化してきたと考えられており、その関係を議論する上でブラックホールの質量は非常に重要な情報となる。

初期宇宙に明るい銀河「CR7」発見、第一世代星の証拠も検出

2015/06/19
ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡VLTによる観測で、初期宇宙に存在する銀河としては史上最も明るい銀河が見つかった。有名なサッカー選手の愛称が付けられたこの銀河には、第一世代星が潜んでいる証拠も得られている。

塵の向こうの宝石箱 球状星団「リラー1」

2015/06/19
ジェミニ南望遠鏡による近赤外線観測で、天の川銀河の中心方向にあって塵に隠されているため非常に見づらい球状星団がとらえられた。星同士が衝突しかねないほど密集した星団を調べると、単体の星の進化だけでは説明のつかない謎の天体の起源に迫れるかもしれない。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

すばる、原始惑星系円盤に2つ目のリングギャップ構造を発見

2015/06/18
若い星の周りにある原始惑星系円盤をすばる望遠鏡で観測し、過去に見つかっていたリング状のギャップ構造の内側にもう1つのギャップ構造が発見された。惑星系の誕生の謎に迫るうえで重要な観測成果だ。

6月27日、28日に京都で「日本天文愛好者ミーティング」

2015/06/18
6月27日(土)と28日(日)に京都大学で「日本天文愛好者ミーティング in 京都 JAAA2015」が開催される。全国の天文ファンとの交流を楽しもう。

天体撮影ソフト「ステラショット」本日発売

2015/06/18
赤道儀やデジカメをPCから連動制御して、天体写真をより手軽に、そして楽しく撮影できるソフトウェア「ステラショット」が本日発売になりました。赤道儀やデジカメそれぞれを単独で制御することによる限界を越え、機器をトータル連動制御することで天体を撮影する新しい楽しさが生まれます。

大質量原始星候補から噴出する水蒸気ジェットの変動を追跡

2015/06/17
VERAと北海道大学苫小牧11m電波望遠鏡を組み合わせた観測により、世界で初めて、大質量原始星からのジェットの間欠的な時間変動が直接とらえられた。ジェットは不連続に繰り返し吹き出していて、4年間で4度観測されるうちに根元の構造が変化していることも確認された。

日食を利用、太陽光がオゾンへ与える影響を調査

2015/06/17
国際宇宙ステーション搭載の機器SMILESで観測した日食時のデータの分析から、太陽の明るさの変化が地球大気中のオゾン量にどのような影響を与えるのかに関する研究が行われた。オゾンの生成や破壊を知るうえで重要な成果だ。

ニューホライズンズ最接近まで1か月、冥王星の最新画像

2015/06/16
探査機「ニューホライズンズ」の冥王星最接近まで残すところ1か月となった。5月下旬から6月初めにかけて撮影された最新画像には、明暗が非常にはっきりととらえられている。それぞれの領域が何であるのかは、今後得られる分光観測データの分析が待たれるところだ。

ホットジュピターに成層圏を検出

2015/06/16
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、巨大な高温の系外惑星「WASP-33b」に成層圏が存在することがわかった。

史上初の彗星着陸から7か月 「フィラエ」からの信号を受信

2015/06/15
彗星探査機「ロゼッタ」の着陸機「フィラエ」が7か月ぶりに冬眠モードから目を覚まし、地上のオペレーションセンターと85秒間の交信を行った。

探査機撮影の動画公開 準惑星ケレスの周回飛行

2015/06/15
探査機「ドーン」がとらえた準惑星ケレスの姿が動画となって公開された。クレーターだらけのケレス地表を眺めながらの周回飛行を体感してみよう。同探査機は今月、さらに低軌道に移行しての観測を開始している。

X線天文衛星「すざく」が通信不安定に

2015/06/15
2005年の打ち上げ以来9年間にわたり活躍してきたX線天文衛星「すざく」が、6月1日から間欠的にしか通信できない状態になっている。バッテリーが機能せず電力不足に陥っているようだ。