AstroArts Topics

ヘッドライン

油井さんの宇宙行き、7月下旬を目標に延期

2015/05/13
油井亀美也宇宙飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船について、ロシア連邦宇宙局は、今月27日に予定されていた打ち上げの延期を公式発表した。

ケレスの明るい光点は氷?

2015/05/12
今年2月に探査機「ドーン」がとらえた準惑星ケレスの光点の正体は、発見から3か月が過ぎた今でもはっきりとはしていないが、高解像度の観測から、複数の小さな点が集まっているものであることが明らかになってきた。氷が存在する可能性もあるという。

野口さん、ふたご座の銀河に超新星を発見

2015/05/12
千葉県の野口敏秀さんが5月2日、ふたご座の銀河に超新星を発見した。野口さんの超新星発見は2009年以来2個目。

国立天文台、特設サイト「多波長で観る宇宙」を公開

2015/05/12
国立天文台が特設サイト「多波長で観る宇宙」を公開した。異なる波長で観測された「アンテナ銀河」の姿を入り口に、さまざまな波長で観た想像を超える宇宙の多彩さを楽しみながら、多波長観測の科学的意義や重要性を理解できる内容だ。

アンドロメダ銀河の周囲に広がる巨大ハロー

2015/05/11
ハッブル宇宙望遠鏡による観測から、アンドロメダ座大銀河の周囲に広がるハローが従来の測定よりもはるかに大きいことが明らかになった。ハローは銀河から100万光年も広がっており、もし目で見ることができれば差し渡し満月100個分にも達するという。

白井市文化センターのプラネタリウムがリニューアルオープン

2015/05/11
5月2日、千葉県・白井市文化センターのプラネタリウムがリニューアルオープンした。デジタル式プラネタリウムはアストロアーツの「ステラドームプロ」が導入されている。

金星が東方最大離角

2015/05/11
日の入り後の西の空でひときわ目立つ金星が、6月7日に東方最大離角となる。左上にはマイナス2等の木星も見える。13日前後には金星とかに座のプレセペ星団が大接近し、双眼鏡で見ると美しい眺めとなりそうだ。

月と土星が接近

2015/05/11
6月1日から2日にかけての夜、月齢14の丸い月のすぐ下に土星が接近して見える。一緒に双眼鏡で眺めたり、それぞれを天体望遠鏡で観察したりしてみよう。

赤方偏移7.730、もっとも遠い銀河の記録更新

2015/05/08
確実性の高い手法で求められたものとしてはこれまでで最遠方となる、赤方偏移7.730の銀河が発見された。およそ131億年前の初期宇宙に存在する銀河の姿だ。

板垣さんがペガスス座に超新星を発見、今年3個目

2015/05/08
山形県の板垣公一さんが4月25日、ペガスス座の銀河に超新星を発見した。板垣さんの超新星発見は今年3個目、通算103個目となる。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

宇宙初期から現在に至る世界最大規模のダークマターシミュレーション

2015/05/07
スーパーコンピュータ「京(けい)」と「アテルイ」を使って、宇宙構造形成に関する世界最大規模のシミュレーションが行われた。宇宙初期から現在に至る約138億年間にダークマターが作り出した宇宙の構造とその進化の過程が、従来を格段に超える精度で明らかになっている。

ガンマ線バーストが起こりそうで起こらない超新星

2015/05/07
超新星爆発には、宇宙最大規模の爆発現象であるガンマ線バーストが発生するものとしないものがある。両者の中間にあたる天体は長い間推測されてきたものの未発見のままであったが、2012年に見つかった超新星がこの天体に相当するのかもしれない。

国立天文台の4D2Uドームシアターがリニューアル公開

2015/05/07
国立天文台三鷹キャンパスの4次元デジタル宇宙(4D2U)ドームシアターが2014年秋から行っていた設備の更新作業を完了させ、4月より新上映システムでの公開を再開した。

7月20日に大阪で「第5回高校生天文活動発表会」

2015/05/07
7月20日(月・祝)、大阪市の大阪教育大学で「第5回高校生天文活動発表会-天文高校生集まれ!!-」が開催される。

探査機メッセンジャー、ミッションを終了し水星に落下

2015/05/01
探査機「メッセンジャー」が1日朝、水星に落下し、4年にわたるミッションを終了した。

ISS補給機「プログレス」にトラブル、ISSへのドッキングを断念

2015/05/01
4月28日に打ち上げられた宇宙ステーション補給機「プログレス」が制御不能に陥ったことについて、ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)はISSへのドッキング断念を公式発表した。

星ナビ6月号は「彗星核に迫る」と「北大西洋~北極海皆既日食」

2015/05/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2015年6月号は、5月2日(土)発売です。 極寒のコロナをもとめて、極北の地へ飛んだ日食ファンたちのレポートを紹介します。注目は彗星核の驚くべき姿を届けてくる探査機ロゼッタ。活発になっていく彗星活動から目が離せません。

6月14日に都内で日食報告会

2015/05/01
6月14日(日)、東京・台場で日食報告会が開催される。今年3月に見られた皆既日食の振り返りや、来年2016年3月のインドネシア・北太平洋皆既日食(日本では部分日食)の情報共有などが行われる。

見えてきた冥王星表面の明暗、極冠の存在の可能性も

2015/04/30
NASAの探査機「ニューホライズンズ」の最新画像から、冥王星の領域の明暗が見えてきた。極冠と思われる領域もとらえられており、2か月半後に迫った最接近がますます楽しみになってきた。

すばる望遠鏡のHSC開発チーム、文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞

2015/04/30
すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム)」開発チームが、平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の科学技術賞 (開発部門) を受賞した。