ディスカバリー号の打ち上げ目標日は3月12日
【2009年2月27日 JAXA プレスリリース】
若田光一さんが搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」の打ち上げ目標日が、3月12日に仮設定された。延期の原因となった水素ガス加圧ライン流量調節弁(FCV)の調査は続けられており、正式な打ち上げ日は3月6日に発表される予定だ。
NASAは、若田さんが搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-119/国際宇宙ステーション組立ミッション(15A))の打ち上げ目標日を米国時間3月12日(以下同様)と発表した。
NASAが打ち上げ目標日の仮設定にとどまっている理由は、懸案のFCVの調査と安全確認作業がまだ続いているためだ。(FCVに発生した問題(破損)については、アストロアーツニュース「ディスカバリー号の打ち上げ、また延期」を参照のこと)
今後、FCVは「ディスカバリー号」から取り外され、3つのFCVのうち2つをとらえた数千枚におよぶ画像から亀裂がないかどうかが調べられる。
なお、今後の予定としては、3月4日に作業の進捗状況の評価が行われ、3月6日に正式な打ち上げ日が決定される。