国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟が完成
【2009年7月21日 JAXA】
米国中部夏時間7月18日午後6時40分(日本時間19日午前8時40分)、若田光一 宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に船外実験プラットフォームを取り付けた。その後、機能が正常であることが確認され、「きぼう」日本実験棟が完成した。
日本時間16日に打ち上げられたスペースシャトル「エンデバー号」(STS-127/国際宇宙ステーション組立ミッション(2J/A))によってISSに届けられた船外実験プラットフォームは、米国中部夏時間(以下同)18日午後0時58分(日本時間19日午前2時58分)に、「エンデバー号」のペイロードベイ(貨物室)から取り出す作業が開始された。
その後、ISSのロボットアームとスペースシャトルのロボットアームの操作によって、「きぼう」日本実験棟の船内実験室に船外実験プラットフォームが取り付けられ、18日午後6時40分(19日午前8時40分)に取り付け作業が完了した。18日午後9時23分(19日午前11時23分)、機能が正常であることが確認され、「きぼう」日本実験棟が完成した。
なお、若田さんはISSのロボットアームを操作して船外実験プラットフォームを取り付ける作業を行った。「エンデバー号」で運ばれた船外パレットも今後移設される予定である。