2006年
9月23日は秋分。この日を境に夜が昼よりも長くなる。季節も夏から秋へとかわり、星空の主役も変わっていく。
天頂付近にある夏の大三角も徐々に西に移動し、代わりに秋の星座が登場してくる。東では「秋の四辺形」のペガサス座、北ではW字形が特徴的なカシオペヤ座、そして南では秋で唯一の一等星・フォーマルハウトが輝くみなみのうお座などが代表的だ。
9月8日は1年ぶりの部分月食。決して大きく欠けるわけではないが、全国的に観測条件がよいので見逃せない。また、欠けている月のすぐ近くには天王星がある。9月6日に衝を迎え、5.7等と暗いながらも見ごろなので、双眼鏡や望遠鏡で観測に挑戦したい。
図は、15日の午後8時頃に、南に向かって見上げたときの星空です。
月初めは午後9時頃に、月末は午後7時頃に同じような星空になります。
水星
上旬 | 中旬 | 下旬 | |
等級 | -1.5 | -0.7 | -0.3 |
視直径 | 4.9" | 4.9" | 5.2" |
星座 | しし | おとめ | おとめ |
現象 |
|
金星
上旬 | 中旬 | 下旬 | |
等級 | -3.9 | -3.9 | -3.9 |
視直径 | 10.1" | 9.9" | 9.8" |
星座 | しし | しし | おとめ |
現象 |
|
火星
上旬 | 下旬 | |
等級 | 1.8 | 1.7 |
視直径 | 3.6" | 3.6" |
星座 | おとめ | おとめ |
現象 |
|
木星
上旬 | 下旬 | |
等級 | -1.9 | -1.8 |
視直径 | 33.9" | 32.6" |
星座 | てんびん | てんびん |
現象 |
土星
上旬 | 下旬 | |
等級 | 0.5 | 0.5 |
視直径 | 16.4" | 16.7" |
星座 | しし | しし |
現象 |
天王星・海王星・冥王星
天王星(中旬) | 海王星(中旬) | 冥王星(中旬) | |
等級 | 5.7 | 7.8 | 13.9 |
視直径 | 3.7" | 2.3" | 0.1" |
星座 | みずがめ | やぎ | へび |
現象 |
|