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2018年 8月

宵空で火星の明るく赤い輝きが目を引く。7月31日の地球最接近を過ぎ、今月からは少しずつ小さく暗くなっていくが、当分は見ごろが続く。15年ぶりの大接近というチャンスを逃さずに、じっくりと見たり撮ったりしよう。

また、土星も見やすいシーズンが続いている。金星木星はやや低くなってきたものの、まだまだ楽しめる。

夏の定番、ペルセウス座流星群は12日深夜から13日明け方が一番の見ごろだ。月明かりがない好条件なので、大いに期待がもてる。空が暗いところでは1時間あたり50個ほど見える可能性もある。

日中の暑さは厳しいが、夜は少しは過ごしやすいはずだ。涼を求めて夜空を見上げ、惑星観察や星座探し、流れ星や天の川を楽しもう。

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今月の星空 8月

全天星図

図は、15日の午後8時頃に、南に向かって見上げたときの星空です。
月初めは午後9時頃に、月末は午後7時頃に同じような星空になります。

今月の惑星 8月

水星

上旬 中旬 下旬
* * *
等級 3.9 3.0 0.2
視直径 11.3″ 10.2″ 7.7″
星座 かに かに かに
現象

金星

上旬 中旬 下旬
* * *
等級 -4.2 -4.3 -4.4
視直径 21.2″ 23.6″ 26.6″
星座 おとめ おとめ おとめ
現象

火星

上旬 下旬
* *
等級 -2.7 -2.3
視直径 24.2″ 22.0″
星座 やぎ いて
現象
  • 28日 留

木星

上旬 下旬
* *
等級 -2.1 -2.0
視直径 37.4″ 35.4″
星座 てんびん てんびん
現象

土星

上旬 下旬
* *
等級 0.1 0.2
視直径 17.9″ 17.4″
星座 いて いて
現象

天王星・海王星

天王星(中旬)海王星(中旬)
* *
等級 5.8 7.8
視直径 3.6″ 2.3″
星座 おひつじ みずがめ
現象
  • 8日 天王星:留