2018年
宵空で火星の明るく赤い輝きが目を引く。7月31日の地球最接近を過ぎ、今月からは少しずつ小さく暗くなっていくが、当分は見ごろが続く。15年ぶりの大接近というチャンスを逃さずに、じっくりと見たり撮ったりしよう。
また、土星も見やすいシーズンが続いている。金星と木星はやや低くなってきたものの、まだまだ楽しめる。
夏の定番、ペルセウス座流星群は12日深夜から13日明け方が一番の見ごろだ。月明かりがない好条件なので、大いに期待がもてる。空が暗いところでは1時間あたり50個ほど見える可能性もある。
日中の暑さは厳しいが、夜は少しは過ごしやすいはずだ。涼を求めて夜空を見上げ、惑星観察や星座探し、流れ星や天の川を楽しもう。
- 上旬
- パンスターズ彗星が6等前後
- 13日(月)
- ペルセウス座流星群が極大
- 17日(金)
- 伝統的七夕
- 17日(金)
- 月と木星が接近
- 18日(土)
- 金星が東方最大離角
- 21日(火)
- 月と土星が大接近
- 22日(水)
- いて座ο星の食(東日本方面)
- 27日(月)
- 水星が西方最大離角
水星
上旬 | 中旬 | 下旬 | |
等級 | 3.9 | 3.0 | 0.2 |
視直径 | 11.3″ | 10.2″ | 7.7″ |
星座 | かに | かに | かに |
現象 |
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金星
上旬 | 中旬 | 下旬 | |
等級 | -4.2 | -4.3 | -4.4 |
視直径 | 21.2″ | 23.6″ | 26.6″ |
星座 | おとめ | おとめ | おとめ |
現象 |
火星
上旬 | 下旬 | |
等級 | -2.7 | -2.3 |
視直径 | 24.2″ | 22.0″ |
星座 | やぎ | いて |
現象 |
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木星
上旬 | 下旬 | |
等級 | -2.1 | -2.0 |
視直径 | 37.4″ | 35.4″ |
星座 | てんびん | てんびん |
現象 |
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土星
上旬 | 下旬 | |
等級 | 0.1 | 0.2 |
視直径 | 17.9″ | 17.4″ |
星座 | いて | いて |
現象 |
天王星・海王星
天王星(中旬) | 海王星(中旬) | |
等級 | 5.8 | 7.8 |
視直径 | 3.6″ | 2.3″ |
星座 | おひつじ | みずがめ |
現象 |
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