AstroArts Topics

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【レポート】星空写真と天体画像処理の講習会を開催

2015/04/30
4月25日(土)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで「星空写真」と「天体画像処理」の天文講習会が開催されました。次回の天文講習会は6月7日(日)に開催します。

月の裏側にも!アポロのデータから深発月震の震源を決定

2015/04/28
アポロ計画で測定されたデータから、月の地震の震源が新たに5つ突き止められた。うち1件は月の裏側で発生したものだということも明らかにされている。

初期の宇宙を照らした、太陽の1億倍明るい星団

2015/04/28
宇宙で最初に生まれた星に関するシミュレーションから、星の数が10から20個ほどの小規模の星団でさえ太陽の1億倍も明るく輝いていた可能性が示唆された。

系外惑星の可視光スペクトルを初めて直接検出

2015/04/27
20年前に発見され系外惑星第1号として知られる「ペガスス座51番星b」の、可視光スペクトルが直接検出された。こうした検出の成功は初めてのことで、系外惑星や惑星系の特徴を理解するうえで大きな成果となる。

ハッブル宇宙望遠鏡、打ち上げ25周年

2015/04/24
ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げから25周年を迎えた4月24日、記念日をお祝いする花火のような美しい画像が公開された。

油井さん、5月27日に宇宙へ

2015/04/24
油井亀美也宇宙飛行士の宇宙への出発が5月27日(水)と発表された。約6か月間、国際宇宙ステーションに滞在する予定だ。

差し渡し13億光年、宇宙最大の構造

2015/04/23
ハワイの「パンスターズ1望遠鏡」と赤外線天文衛星「WISE」の観測データから、銀河密度が異常に低い、差し渡し13億光年という巨大な領域「スーパーボイド」が発見された。この発見により、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)中にある冷たい大きな領域「コールドスポット」の存在について説明がつきそうだという。

土星がてんびん座で衝

2015/04/23
宵のころ南東の空に見える土星が、5月23日に衝となる。一晩中見えるので観察の好機だ。

金星とポルックスが接近

2015/04/23
5月下旬から6月上旬、夕方から宵のころに、西の空で宵の明星・金星とふたご座のポルックスが接近している。最接近は5月29日ごろ。

「ペルセウス腕」、天の川銀河の平均回転速度より遅かった

2015/04/22
天の川銀河の腕の一つ「ペルセウス腕」にある大質量星形成領域の水メーザー観測から、「ペルセウス腕」全体の速度が平均的な銀河回転速度よりも毎秒30kmほど遅いことがわかった。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

110億年前の宇宙に近傍最大級の銀河団の祖先

2015/04/21
すばる望遠鏡による観測で、110億年前の宇宙に見つかった原始銀河団が「かみのけ座銀河団」のような近傍最大級の銀河団の祖先に相当することがわかった。銀河団中の銀河のガスは重元素量含有率が高く、その理由について新たな知見が得られた。

エンケラドスの間欠泉から伸びる弦状構造

2015/04/21
土星の衛星エンケラドスのすぐ近くには、長く曲がりくねった弦のような構造が見られる。シミュレーションの結果などによれば、この構造はエンケラドスの間欠泉から噴出した氷の粒で作られたもののようだ。

球状星団中で起こった惑星破壊

2015/04/20
球状星団中の白色矮星によって惑星が破壊されたかもしれないという現象の証拠が、X線天文衛星チャンドラなどの観測から見つかった。

1万3000光年彼方の系外惑星

2015/04/17
赤外線宇宙望遠鏡「スピッツァー」と地上望遠鏡の共同観測から、天の川銀河の中心方向1万3000光年彼方に系外惑星が発見された。こうした遠方の惑星の存在を探ることで、銀河内の系外惑星の分布に偏りがあるかどうかを調べることができる。

火星の表面近くに液体の塩水の可能性

2015/04/16
火星には氷の形で水が存在することは知られてきたが、NASAの火星探査車「キュリオシティ」の探査から、表面に近いところに液体の塩水が存在する可能性が示唆された。

ケレス表面の多様性が明らかに

2015/04/15
NASAの探査機「ドーン」は今年3月から準惑星ケレスを周回している。そのドーンが周回軌道に入る前に観測したケレスの画像が公開され、表面の多様性が明らかになった。

接近探査まで3か月、冥王星と衛星カロン

2015/04/15
今年7月に冥王星に接近する探査機「ニューホライズンズ」がとらえた、冥王星と衛星カロンのカラー画像が公開された。

天の川銀河のベビーブームに遅れて生まれた太陽

2015/04/14
天の川銀河で星が大量に生まれた「ベビーブーム」の時代は、約100億年前のことだ。太陽は、そのベビーブームから遅れること約50億年、星の形成がすっかり落ち着いてしまったころにようやく誕生した。

まだまだ目が離せない、いて座新星No.2

2015/04/14
3月17日に6等級の明るさで見つかった「いて座新星2015 No.2」は、その後も4~6等級の間で明るくなったり暗くなったりを繰り返している。今月10日ごろから3回目の増光を起こしつつあり、まだまだ目が離せない。

打ち上げから26年 磁気圏観測衛星「あけぼの」運用終了

2015/04/10
1989年に打ち上げられた磁気圏観測衛星「あけぼの」が、今年4月の観測をもって運用終了することが発表された。長期にわたる観測により、太陽活動がオーロラ現象やバンアレン帯にどのような影響を与えるかについての解明に大きく貢献した。