「上田創造館」のプラネタリウムがリニューアルオープン

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長野県上田市の「上田創造館」のプラネタリウムが7月27日にリニューアルオープンした。

【2019年8月13日 アストロアーツ】

上田創造館(長野県上田市)のプラネタリウムが、7月27日(土)にデジタル投映機を更新してリニューアルオープンした。上田創造館では来館者に広く知ってもらいたいことを同館のイメージキャラクターが登場する「ミニミニニュース」として投映しているが、今回のリニューアルについてもトップニュースとして扱っている。

新たに設置された高輝度4Kプロジェクターと広角コンバージョンレンズを使用した新しいデジタル投映システムにより、これまでよりも明るさやコントラストが飛躍的に向上している。以前から使用しているパノラマ写真も、暗いところの描写から明るいところまで詳細に見えるようになり、見慣れた家々や木々、山などの景色が、よりくっきりと身近に迫って見えるような「リアル感」が高まった。

特筆すべき点は「高精細になった天の川」を投映できるようになったことだろう。高解像度で投映される天の川を見上げると、今までにない天の川の姿を「実感」することができる。恒星もよりシャープに、より美しくなり、まるでプラネタリウムのドームそのものが生まれ変わったかのように感じさせてくれる。

投映の様子
上田創造館のイメージキャラクターがミニミニニュースを紹介してくれる

投映担当の塩沢崇さんによると「一般投映はもちろん、学習投映に強いステラドームがより美しくリアルになったことで、夏休み明けの学習投映をするのが今からとても楽しみ。天の川もぜひ『実感』してほしい」とのことだ。

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