星ナビ10月号は「いよいよ接近!紫金山・アトラス彗星」

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星空を楽しむための月刊「星ナビ」2024年10月号は9月5日(木)発売です。見ごろが近づく「紫金山・アトラス彗星」の観測や撮影ポイント・最新情報まで、まるわかりの大特集。

【2024年9月2日 星ナビ編集部

星ナビ2024年10月号表紙

今回の表紙はGerald Rhemannさん撮影の「C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星」。2024年8月2日、ナミビアのリモート天文台での撮影です。


いよいよ接近! 紫金山・アトラス彗星

2024年、見逃せない天文現象といえば2つの彗星。春にやってきたポン・ブルックス彗星(12P)に続き、秋には紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)がやってきます。紫金山・アトラス彗星の「今」がわかる、全20ページの大特集です。

■ Part1 見る・観る・撮る

彗星の撮り方や観測のポイント、最新の研究成果までまとめて紹介します。

紫金山・アトラス彗星1

■ Part2 大彗星か崩壊か?運命やいかに

当初、2024年の秋ごろにマイナス等級にまで明るくなると予想されていた紫金山・アトラス彗星。増光の勢いが徐々に落ちており、明るさの予報も最大で約2等程度と下方修正された上、彗星核崩壊の可能性まで指摘されています。彗星の明るさ予想の難しさと、紫金山・アトラス彗星の今後の予想について解説していきます。

紫金山・アトラス彗星2

■ Part3 朝夕の低空に彗星を探し出す

発見されて約1年半、ついに紫金山・アトラス彗星が接近してきます。分裂や消滅が起こったとしても、その様子をとらえるのが彗星観測の楽しみです。もし大彗星になった場合、その明るく美しい姿が見られるのはわずか数日かもしれません。どうなるのかわからないドキドキ感を持ちながら、日一日と変化していく彗星を追って、観測してみましょう。

紫金山・アトラス彗星3


25年のその先へ 進化を続けるすばる望遠鏡

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ある一定の条件を満たしたDeep Sky Objectであれば、オートガイダーを用いて長時間露光を行う一般的な撮影方法よりも、ラッキーイメージングを使ったほうが高解像度の写真がお手軽に撮影できます。今回は、撮影システムと撮影方法を解説していきます。

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天文外史 歴史に刻まれた大彗星たち(後編) 彗星が推し進めた天文学

過去にはいくつもの大彗星がやってきては天上に雄大な姿を見せてきました。数多ある彗星の中には、科学的発見の契機となった彗星もあり、その過程で彗星の正体も明らかにされていきました。後編では、科学という視点で歴史的な彗星を追っていきます。

歴史に刻まれた大彗星たち


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