AstroArts Topics

ヘッドライン

重力レンズで時間差観測、115億光年彼方の超新星

2022/11/14
115億光年彼方で生じた超新星の光が、重力レンズ効果によって3つの異なる経路を通り、それぞれ数日の時間差で地球に到達した。これによって超新星の時間変化がわかり、爆発前の星の情報も得られている。

【特集】ふたご座流星群(2022年)

2022/11/14
12月14~15日が一番の見ごろ。深夜以降は月明かりの影響があり、目にできる流れ星の数はやや少なくなりそうですが、1時間あたり20個ほどと予想されます。月から離れた方向を広く見渡すと見やすくなります。寒さ対策を万全にして、安全やマナーに気をつけて、流れ星を待ってみましょう。

一年間の星空ライフをサポート、「アストロガイド 星空年鑑 2023」発売

2022/11/11
「アストロガイド 星空年鑑 2023」は一年の天文現象や星空の様子をオールカラーで紹介するムックです。シミュレーションソフト、プラネタリウム番組、スマホアプリといった多様な形で星空を楽しめます。

活動銀河核とかげ座BLが急増光

2022/11/11
活動銀河核のとかげ座BLが9月ごろから急激に明るくなり、11月初旬には12等級に達している。10億光年彼方の天体の光をとらえるチャンスだ。

2022年11月18日 しし座流星群が極大

2022/11/11
11月18日、しし座流星群の活動が極大となる。活動は低調で、下弦過ぎの月明かりの影響もあるため出現数は少ないだろう。

「一番近いブラックホール」の記録更新

2022/11/10
位置天文衛星「ガイア」による観測で、地球から1560光年の距離にブラックホールが見つかった。現在知られているブラックホールの中で最も私たちに近いものとなる。

中国宇宙ステーションが完成

2022/11/09
10月31日に中国宇宙ステーションの実験モジュール「夢天」が打ち上げられ、軌道上の天和、問天とドッキングし、中国独自の宇宙ステーションの基本構造が完成した。

「ステラショット2」月食撮影機能について重要なお知らせ

2022/11/08
「ステラショット2」の「インターバル撮影」機能で月食撮影を予定されている場合、必ず事前に動作をご確認ください。カメラにより、意図した露出や枚数で撮影が行われないことがございます。

新鮮な小惑星表面、10年間で日焼けせず

2022/11/07
小惑星シャイラは2010年に小天体との衝突で表層が一新されたが、新しくなった色は10年後に観測しても変わっていなかった。新鮮な物質に対する宇宙風化の作用は、短期間では小さいようだ。

火星で観測史上最大の天体衝突

2022/11/04
火星探査機「インサイト」が2021年12月24日に、天体の衝突に伴う地震を検出した。このとき作られたクレーターは、形成の瞬間を人類が記録できたものとしては太陽系で最大のものだと考えられる。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

11月8日に皆既月食×天王星食ライブ配信

2022/11/04
アストロアーツはコスモプラネタリウム渋谷と協力し、11月8日に全国で見られる皆既月食、およびその際に同時に起こる天王星食をライブ中継でお届けします。

2022年11月13日 おうし座北流星群が極大

2022/11/04
11月13日、おうし座北流星群の活動が極大となる。同時期に活動するおうし座南流星群と合わせて、10月中旬~11月中旬ごろに小規模な出現が見られる。今年は火球の割合が例年以上に高めとの予想もある。

2022年11月11日 月と火星が大接近

2022/11/04
11月11日の宵から12日の明け方、月と火星が大接近する。

中性子星の合体でレアアースが作られていた

2022/11/02
中性子星の合体により、レアアースのランタンとセリウムが生成されていることが、観測とシミュレーションを比較することで確認された。

2年ぶりの増光を見せた変光星おおいぬ座Z

2022/11/02
原始星のおおいぬ座Zが2年ぶりに増光を起こしている様子が観測された。小望遠鏡でも観測可能な天体に注目が集まっている。

電波望遠鏡の部品を3Dプリンターで作成

2022/11/01
アルマ望遠鏡の受信機部品「コルゲートホーン」が、約2年の開発期間を経て金属3Dプリンターで製作された。電波天文学で金属3Dプリンター製の部品が受信機に組み込まれるのは初めてのことだ。

星ナビ12月号は「星空カレンダー2023」と「監督独白!『まだ見ぬ宇宙へ』」

2022/11/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2022年12月号は11月5日(土)発売です。特別付録は毎年恒例「星空カレンダー2023」。宇宙へのロマンが満載のプラネ番組『まだ見ぬ宇宙へ』の上坂監督こだわりポイントや、マウナケア山頂の「星空ライブカメラ」の軌跡を紹介。

2022年11月9日 天王星がおひつじ座で衝

2022/11/01
11月9日、天王星がおひつじ座で衝(太陽‐地球‐天王星がまっすぐに並ぶ位置関係)となる。

月面クレーターの斜面は小天体衝突で変化し続ける

2022/10/31
月のクレーターの一部には、岩塊が斜面を転がった跡が残っている。このような活動によってクレーターは今も少しずつなだらかになっていると考えられるが、その原因は微小天体の衝突らしい。

2022年11月8日 皆既月食

2022/10/31
11月8日の宵、皆既月食が起こる。皆既食は19時17分から20時42分まで。この現象の最中に、月が天王星を隠す天王星食も同時に起こる。