AstroArts Topics

ヘッドライン

日本の新型ロケット「H3」、メインエンジン点火後に打ち上げ中止

2023/02/17
日本の新型ロケット「H3」の試験機1号機は2月17日に打ち上げられる予定だったが、メインエンジンの燃焼後に異常が検知されたため、打ち上げは中止された。

磁力線を巻き込み成長する赤ちゃん星

2023/02/16
生まれたばかりの原始星をサブミリ波で観測したデータから、磁場を巻き込みながら原始星が成長する様子が初めて詳細にとらえられた。

太陽系外縁天体クワーオアーに環を発見

2023/02/15
系外惑星観測衛星「ケオプス」と地上望遠鏡で太陽系外縁天体クワーオアーによる恒星食を観測したデータから、クワーオアーが環を持つことが明らかになった。

木星の衛星を新たに12個発見、計92個に

2023/02/15
すばる望遠鏡などを用いた観測から、木星の衛星が新たに12個発見された。木星の衛星の数はこれで計92個となり、土星の83個を上回って太陽系最多となった。

2023年2月22日 細い月と金星が接近

2023/02/15
2023年2月22日の夕方から宵、西の低空で細い月と金星が接近する。

ガンマ線観測でダークマター粒子の性質をしぼり込む新成果

2023/02/13
天の川銀河中心部から来るガンマ線を検出する大気チェレンコフ望遠鏡の長期観測によって、暗黒物質の性質に新たな制限を与える結果が得られた。

単独の白色矮星の質量を初めて測定

2023/02/10
白色矮星が遠くの星の手前を通過するときに起こる「重力マイクロレンズ現象」を利用して、連星でない白色矮星の質量が初めて直接測定された。

星のゆりかごを揺さぶる赤ちゃん星の産声

2023/02/10
恒星が集団で生まれている現場で、先に誕生した星からの分子流が周囲の物質にぶつかる様子がとらえられた。衝突は新たな星形成を促進するかもしれないし、ゆりかごをかき乱してしまうかもしれない。

星景写真コンテスト実施中!TVアニメ『君は放課後インソムニア』4月放送開始

2023/02/09
『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載中の高校天文部マンガ『君は放課後インソムニア』。2023年4月からのTVアニメ放送開始が発表された。

2023年2月中旬 金星と海王星が大接近

2023/02/08
2023年2月中旬ごろ、夕方から宵の西の低空で、金星と海王星が大接近する。最接近は2月15日ごろ。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

火星の砂嵐が大気を酸化させた可能性

2023/02/06
火星で砂嵐が発生すると、水に由来する水素ガスの流出が促進されることが知られていたが、水を構成するもう一つの要素である酸素は、逆に流出しにくくなる可能性が明らかになった。

AIで距離判定、天の川銀河のガス雲分布を描く

2023/02/03
星の材料となる星間分子ガス雲が約14万個同定され、天の川銀河の円盤内における分布が描き出された。ガス雲までの距離の判定をAIに委ねるというユニークな手法が用いられている。

ミラ型変光星カシオペヤ座Rが見ごろ

2023/02/03
ミラ型変光星のカシオペヤ座Rが急増光中だ。まもなく極大を迎えるとみられ、今回は明るい極大になると期待されている。

銀河群の超淡銀河から長く伸びる恒星ストリーム

2023/02/02
M81銀河群に属する、極端に星が少ない超淡銀河「F8D1」に、尻尾のように伸びる構造が見つかった。F8D1が昔、渦巻銀河M81に近づいて星をはぎ取られたことを示すものだ。

日食ソフト「エクリプスナビゲータ4.5」、3月上旬発売予定!

2023/02/02
日食シミュレーション・撮影制御ソフト「エクリプスナビゲータ」がバージョンアップ。「エクリプスナビゲータ4.5」を2023年3月上旬に発売予定です。ミラーレスカメラを中心に、デジタルカメラの新機種に対応します。

金星の大気は太陽風を阻む

2023/02/01
相次いで金星スイングバイした水星探査機「ベピコロンボ」と太陽探査機「ソーラーオービター」の観測により、金星へ吹き付ける太陽風が予想以上の高度で滞留していることがわかった。

2024年の暦要項発表、12月に土星食

2023/02/01
国立天文台から、来年2024年の「令和6(2024)年暦要項」が発表された。日本で見られる日食・月食はないが、12月8日に広範囲で土星食が見られる。伝統的七夕は8月10日、中秋の名月は9月17日。

星ナビ3月号は「ベテルギウス大減光の謎」と「みんなで合作!天体写真 後編」

2023/02/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2023年3月号は2月3日(金)発売です。2019年に話題になった「ベテルギウス大減光」の理由とは。「合作天体写真」や「北海道プラネ巡り」など楽しい記事が満載です。

イトカワは衝撃を吸収する大きなクッション

2023/01/31
小惑星イトカワは一枚岩ではなくラブルパイル(がれきの寄せ集め)だが、誕生から少なくとも42億年になることがわかった。クッションのように衝撃をやわらげることで衝突に耐えてきたらしい。

磁場が支えていた大質量星への物質供給

2023/01/30
アルマ望遠鏡で大質量星の誕生現場を観測したところ、成長中の星にガスを供給するうえで磁場が重要な役割を果たしていることが示唆された。