AstroArts Topics

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2023年1月の星空ガイド

2022/12/23
主な現象/金星(夕方~宵)、火星(夕方~未明)、木星(夕方~宵)、土星(夕方~宵)/ズィーティーエフ彗星が6等前後/1日:初日の出/3日:パラスが衝/3~4日:月と火星が大接近/4日:しぶんぎ座流星群が極大/23日ごろ:金星と土星が大接近/23日:細い月と金星、土星が接近/26日:細い月と木星が接近/30日:水星が西方最大離角/31~1日:月と火星が接近

機械学習が導き出したブラックホールの成長史

2022/12/22
銀河の中心にある超大質量ブラックホールの成長は、銀河本体の成長と同じ時期であるという数十年来の仮説が、機械学習によって裏付けられた。

低密度の系外惑星、「煮えたぎる海洋惑星」か

2022/12/22
恒星「ケプラー138」の周りを回る2つの系外惑星が、厚い水の層に覆われている可能性があると判明した。中心星に近いため表面の水は蒸発するが、高圧の深層では液体になっているかもしれない。

矮新星ふたご座Uが1年ぶりに増光

2022/12/22
矮新星の代表星とも言えるふたご座Uがほぼ1年ぶりの増光を起こし、平常光度の14等から9等にまで明るくなった。

2022年12月29日 月と木星が接近

2022/12/22
12月29日の夕方から深夜、月と木星が接近する。

2022年12月下旬 水星と金星が大接近

2022/12/22
12月下旬から来年1月上旬ごろ、夕方の西南西の低空で、水星と金星が大接近する。最接近は12月29日ごろ。

JWST、生まれたての星を取り巻く有機分子をとらえる

2022/12/21
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による観測で、若い原始星を取り巻く微小な氷に含まれる有機分子が検出された。エタノールやアセトアルデヒドといった複雑な分子も含まれている可能性がある。

公式ブログ:お誕生日の星座と星空の関係

連載・読み物
2022/12/21
星占いなどで登場する「お誕生日の星座」と実際の星空の関係について、星空ナビで星空を確認しながら解説します。

地球型惑星の大気は強い紫外線に負けない

2022/12/20
低温度星の近くを公転する系外惑星は強いX線と紫外線を受けるため、すぐに大気を失うと考えられていた。これに対し、十分な冷却効果が働き大気を維持できるとするシミュレーション結果が発表された。

1年周期の再帰新星、今年も爆発を観測

2022/12/20
約1年周期で爆発するアンドロメダ座大銀河の新星M31N 2008-12aの増光が今シーズンも観測された。通算15回目となる。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

こだわり天文書評『宇宙を動かしているものは何か』『空をこえて七星のかなた』など9冊

連載・読み物
2022/12/20
金井三男さんによる『宇宙を動かしているものは何か』『時計遺伝子』など3冊のレビューと、星ナビ2022年12月号「ほんナビ」の『おやすみ よいゆめを』『空をこえて七星のかなた』など6冊のレビューを公開。

公式ブログ:【Scratchで天文計算】第4回 彗星のアニメーション

連載・読み物
2022/12/20
【Scratchで天文計算】シリーズ。前回まででハレー彗星の楕円軌道を表示できました。軌道の形は正しいのですが、実は彗星が動くスピードが実際とは違っていて、彗星の場所による速度の違いが再現できていません。今回は速度の変化も正しく計算することにしましょう。

公式ブログ:皆既月食写真を合成~ステラナビゲータを下絵作成に活用しよう~

連載・読み物
2022/12/20
月食の時にSNSなどでよく見る「地球の影が浮かび上がる合成写真」。ステラナビゲータで正しい下絵を作り、それに合わせて画像を合成する方法を紹介します。

地球質量の5%は太陽系外縁で生まれたリュウグウ的物質

2022/12/19
小惑星リュウグウの銅と亜鉛の同位体組成が、元素構成が特徴的なイブナ型炭素質隕石と一致することがわかった。両者は太陽系外縁部で生まれ、同様の物質は地球の形成にも寄与したと予想される。

ガンマ線バーストの爆発エネルギーは従来予測の約4倍

2022/12/16
ガンマ線バーストの残光に含まれる可視光線と電波の偏光から、光に変換されていない爆発エネルギーがとらえられた。実際の爆発エネルギーは、光のみから算出された従来予測の3.5倍以上だという結果が得られている。

2022年12月下旬 惑星パレード

2022/12/16
12月下旬、夕方の空で、水星から海王星まで全惑星を見ることができる。

2022年12月23日 こぐま座流星群が極大

2022/12/16
12月23日、こぐま座流星群の活動が極大となる。23日未明から明け方が見ごろだが、数は少ない。

【特集】宵の明星 金星(2023年 冬~夏)

2022/12/16
2023年の1月ごろから7月ごろまで、宵の明星の金星が見ごろです。日の入り後の西の空で輝く様子はよく目立ちます。時おり細い月と並ぶ光景はとくに美しい眺めで、木星や土星と大接近する現象も見ものです。肉眼や双眼鏡で見たり、写真に撮ったりしてみましょう。

常識をくつがえすハイブリッド型のガンマ線バースト

2022/12/15
継続時間が長いのに天体の合体現象の特徴も併せ持つ、これまでの分類とは合わない奇妙なガンマ線バーストが見つかった。

2022年12月22日 水星が東方最大離角

2022/12/15
12月22日、夕方の西南西の低空に見えている水星が太陽から最も離れて東方最大離角となる。