ディスカバリーの断熱材は問題なし、ISSの組み立ても順調

【2006年12月13日 NASA Space Shuttle News

(第1回船外活動の画像)

STS-116ミッション 第1回目の船外活動の様子(提供:NASA TV)

2002年のコロンビア号以来の夜間打ち上げとなったスペースシャトル ディスカバリー号(STS-116ミッション)は、米東部時間9日午後8時47分(日本時間10日午前10時47分)に無事に打ち上げられた。

飛行3日目に国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを行い、その翌日には第1回目の船外活動が開始された。この活動では、船内のクルーがロボットアームを使い、数インチの間隔でP5トラスをP4トラスの取付け位置へ近づけながら、船外活動クルーと協力することで、P5トラスがP4トラスに結合された。

なお、過去のミッションでも問題となった断熱材の剥離について、NASAは、詳細な調査の必要のないことを船長Mark Polansky氏にすでに伝えていることから、重大な剥離は発生しなかったようだ。今回のSTS-116ミッションの飛行は約12日間で、帰還は21日午後(日本時間22日朝)に予定されている。

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