「なよろ市立天文台」のプラネタリウムがリニューアル

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北海道名寄市の「なよろ市立天文台『きたすばる』」のプラネタリウムが10月1日にリニューアルした。

【2019年10月11日 アストロアーツ】

「きたすばる」という愛称で親しまれている、なよろ市立天文台(北海道名寄市)のプラネタリウムが、10月1日(火)にデジタル投映機をリニューアルした。従来はHDプロジェクターの2台投映だったが、今回のリニューアルで高輝度4K e-shiftプロジェクターの2台投映となった。

高輝度・高解像度になったことで、ドームに映し出される動画や画像の見栄えがワンランク上がった印象だ。また、ステラドームも最新版へとアップグレードされたので、「ガイア」衛星の観測データに基づく高精細な天の川も表示できるようになり、新しいデジタル投映システムに花を添えている。

投映イメージ
ガイアの天の川を見て喜ぶ名寄市のゆるキャラ「なよろう」

なよろ市立天文台がある場所は夜空の条件がとても良く、その立地条件から光害の影響をあまり受けない。そのため、明かりのついている部屋から屋外に出た直後に夜空を見上げても天の川がはっきりと確認できるほどだ。目が暗闇に慣れてくると、さらに多くの星を見ることができる。残念ながら曇ってしまったときには、リニューアルしたプラネタリウムで満天の星を楽しんでみると良いだろう。もしかしたらその間に雲が晴れてくれるかもしれない。

道北へ行った際はぜひ「いつでも」満天の星を見ることができる「きたすばる」へ。

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