「つくばエキスポセンター」移動プラネタリウムにステラドームモバイルを導入

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茨城県「つくばエキスポセンター」の移動プラネタリウムに、アストロアーツのデジタルプラネタリウム「ステラドームモバイル」が新しく導入された。持ち運び用のエアドームの中に「ステラドーム」の宇宙が広がる。

【2019年10月10日 アストロアーツ】

宇宙開発の聖地として知られる、茨城県つくば市の「つくばエキスポセンター」ではこれまで、光学式投影機のみで移動プラネタリウムを行ってきた。

このたび、同館にアストロアーツの移動式デジタルプラネタリウム「ステラドームモバイル」が導入され、地上から見た星々の動き、宇宙から見た月の満ち欠けや天の川銀河など、多彩な演出が可能になった。

また、映像を投影するためのプロジェクターも非常にコンパクトに軽量化され、7m・10mのエアドームとノートPCのセットで、つくば市内だけでなく広い地域へとステラドームの星空や宇宙を簡単に持ち運ぶことができるようになった。

エアドーム
施設内に展開された移動プラネタリウム

投影の様子
ステラドームモバイルを用いた投影の様子

普及事業担当の菊川真以さんは「初めて使う操作パネルもわかりやすく、すぐに実践で使えました。移動プラネタリウムは学習投影の要望が増えているなか、解説のしやすさと子供たち天体の運行の理解は飛躍的に手ごたえを感じます。従来使用の『メガスターZERO』との併用で、天文の科学的理解と星空の臨場感と感動の両方をお楽しみいただけるようになりました。今年度はつくばエキスポセンター常設の25.6mのプラネタリウムも機器更新があり、2月に更に美しい映像でリニューアルオープンいたします。両方パワーアップしたつくばに、ぜひいらしてください」と語っている。

進化した「つくばエキスポセンター」の移動プラネタリウムで、ぜひ宇宙体験を楽しんでいただきたい。

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