3月17日に福岡で「天体発見賞・天文功労賞受賞者を囲む会」

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新天体の発見や観測などに貢献した天文家や研究者らに贈られる、日本天文学会各賞の2016年度受賞者が発表された。3月17日に福岡市で開催される日本天文学会春季年会にあわせて、受賞者の方々らを囲む会が行われる。

【2017年2月17日 山岡均さん】

情報提供:山岡均さん(国立天文台)

日本天文学会では、新星、彗星、超新星の発見、長年の継続的な天体観測や予報外の天文現象の検出とその速やかな通報などを称賛し奨励するため、天体発見賞、天体発見功労賞、天文功労賞を設けています。

3月15日(水)から18日(土)まで、九州大学(福岡市)で開催される日本天文学会2017年春季年会での各賞授賞式に合わせて、17日(金)に「天体発見賞・天文功労賞受賞者を囲む会」を企画しました。

今回は、2018年3月に同じく福岡市で開催される天文コミュニケーションに関する国際会議「Communicating Astronomy With The Public (CAP) 2018」(日本語名「世界天文コミュニケーション会議2018 in 福岡」)のキックオフイベントとして、より一層天文の話題を楽しめる場にしたいと考えています。

《「天体発見賞・天文功労賞受賞者を囲む会」のご案内》

■ 日時:
2017年3月17日(金) 19:00~21:00
■ 場所:
トラットリア ヴェントーノ
福岡市博多区博多駅東2-5-33 ホテルレオパレス博多1F
■ ゲスト:
2016年度日本天文学会 天体発見賞、天体発見功労賞、天文功労賞 各賞受賞者の方々
■ お相手:
野上大作(日本天文学会天体発見賞選考委員長・京都大学) 他、天体発見賞選考委員
縣秀彦(CAP2018事務局長・国立天文台) 他、CAP2018実行委員
■ 定員:
50名程度
■ 参加費:
4000円(軽食+飲み放題)
■ 申込:
お名前とメールアドレスを、「囲む会参加申込」という件名のメールでお知らせください。
申し込み専用アドレス:kakomukai at nayoro-star.jp
■ 締切:
2017年3月10日(金)

各賞受賞者

●天体発見賞(7氏16件):
板垣公一さん(9件)、坪井正紀さん(2件)、青木昌勝さん(1件)、嶋邦博さん(1件)、西村栄男さん(1件)、藤川繁久さん(1件)、山本稔さん(1件)
●天体発見功労賞(2氏1グループ3件):
櫻井幸夫さん(1件)、中村祐二さん(1件)、西山浩一さん・椛島冨士夫さん(1件)
●天文功労賞(2氏2件):
藤森賢一さん、佐藤英貴さん

※ほか、林忠四郎賞、欧文研究報告論文賞、研究奨励賞も発表されています。

2016年のイベントの様子
2016年に開催されたイベントの様子。藤川繁久さん(左)と板垣公一さん(右)(撮影:星ナビ編集部)

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