若田さん搭乗のエンデバー号が帰還の途に
【2009年7月29日 NASA】
スペースシャトル「エンデバー号」(STS- 127/国際宇宙ステーション組立ミッション(2J/A))は、米国東部夏時間(以下同様)7月28日(日本時間29日)に、日本人宇宙飛行士 若田光一さんら6名を乗せて国際宇宙ステーション(ISS)から分離し、帰還の途についた。
7月28日に飛行14日目を迎えたエンデバー号では、ISSとの間で最後の物資移送が行われた後、エンデバー号の搭乗員とISS長期滞在員とが別れの挨拶を交わした。
続いてエンデバー号とISS間のハッチが閉じられ、28日午後1時26分(日本時間29日午前2時26分)に、ISSとのドッキングを解除した。エンデバー号はその後、(ISSの周囲を縦方向に1周する)フライアラウンドを実施して、日本実験棟「きぼう」など、今回のミッションで組立作業を行った箇所の撮影を行い、ISSの軌道から離脱した。
エンデバー号がISSにドッキングしていた期間は10日と23時間39分で、日本人初となった若田さんのISS滞在日数は133日であった。
なお、エンデバー号の帰還は、31日10時47分(日本時間同日23時47分)に予定されている。