AstroArts Topics

ヘッドライン

カタリナ彗星が明け方に見える

2015/11/05
12月の明け方の東の空にカタリナ彗星(C/2013 US10)が見えると予想されている。おとめ座からうしかい座へと動いていく。

藤川さん、西村さん、山本さんがいて座に新星を発見

2015/11/05
香川県の藤川繁久さんが10月31日、いて座に約12等級の新星を発見した。静岡県の西村栄男さんと愛知県の山本稔さんも同じ新星を独立に発見している。

おかげさまで星ナビは創刊15周年!感謝の記念セール

2015/11/04
星ナビは2015年12月号で15周年を迎えることができました。ご声援に感謝し、オンラインショップで記念セールを開催中です。

「こんなソフトを待っていた!」天文同好会でステラショット勉強会

2015/11/04
10月24日~25日、君津天文同好会の研修会にて、天体写真撮影支援ソフト「ステラショット」の勉強会が行われました。

85億光年かなたに太陽の1000兆倍の質量を持つ巨大銀河団

2015/11/04
85億光年かなたに、質量が太陽の1000兆倍という巨大な銀河団「MOO J1142+1527」が発見された。これほど遠方宇宙に発見された構造としては観測史上最大だ。

天の川銀河のバルジに、若い星からできた円盤構造

2015/11/04
ヨーロッパ南天天文台の望遠鏡「VISTA」による天の川銀河の観測で、これまで知られていなかった円盤状に集まる若い星が発見された。銀河中心のバルジに存在する厚い塵の雲に隠されていたのだが、赤外線で塵を見通すことによって見つかったものだ。

探査機ロゼッタ、彗星に大量の酸素分子を検出

2015/11/02
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星を観測中の探査機「ロゼッタ」が、彗星から放出される大量の酸素分子を検出した。驚くべきこの観測結果は彗星形成時に酸素が取り込まれたことを示唆しており、太陽系形成論に影響を与える可能性もある。

星ナビ12月号は「絶対流れるふたご群」と「スカイウォッチャーEQ8」

2015/11/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2015年12月号は、11月5日(木)発売です。おかげさまで星ナビは創刊15周年。恒例の付録「星空カレンダー」も15年を振り返る特別仕様です。条件最高の「ふたご座流星群」の見どころや、スカイウォッチャー社のドイツ式赤道儀「EQ8」も併せてお楽しみください。

探査機「はやぶさ2」のスイングバイをステラナビゲータでシミュレーションしよう

2015/10/30
小惑星探査機「はやぶさ2」は、その打ち上げからちょうど1年となる2015年12月3日に、地球に接近してスイングバイを行います。アストロアーツでは、これに先だってステラナビゲータ10用の「はやぶさ2・シミュレーションパック」を無償公開しました。

美しいビジュアルで太陽系を知るムック「ビジュアル宇宙図鑑 太陽と惑星」発売

2015/10/30
「ビジュアル宇宙図鑑 全4巻」の第1巻目として、『太陽と惑星 私たちの住む地球と月 母なる太陽と8個の惑星 小天体からなる太陽系の最新像』が10月30日に発売になりました。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

ラヴジョイ彗星、毎秒ワイン500本分のアルコールを放出

2015/10/28
今年初めに明るくなったラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)を電波観測したところ、ピーク時に毎秒ワイン500本分ものアルコールを宇宙に放出していることがわかった。酒類に含まれる身近なエタノールが彗星から検出されたのは初めてだ。単糖類の一種であるグリコールアルデヒドや21種類の有機分子も彗星から発見された。

エンケラドスの岩石成分は隕石似、内部に独自の熱水環境

2015/10/28
土星の衛星エンケラドスの岩石は地球の岩石の主成分であるマントルのような組成ではなく、隕石に近いことが明らかにされた。さらに、その成分は過去に一度も溶融しておらず、原始的な微生物の食料である水素を豊富に発生する独自の熱水環境が存在することも示された。

ブラックホール連星誕生か、珍しい過剰接触連星

2015/10/27
大マゼラン雲に存在するタランチュラ星雲中の連星VFTS 352を観測したところ、2つの若い星は互いの表面が接触していることがわかった。最終的には1つの巨大な星になるかブラックホール連星になるかもしれないという。

【レポート】「都市星景」写真入門の講習会を開催

2015/10/27
10月24日(土)に、東京・池袋コミュニティ・カレッジで「都市星景」写真入門の天文講習会が開催されました。次回は11月8日(日)に「はじめての天体画像処理~シャープで鮮やかな天体写真に~」を開催します。

地球は先駆者、生命に適した惑星9割の誕生はこれから

2015/10/23
ハッブル宇宙望遠鏡と系外惑星探査衛星「ケプラー」などの観測データを基にした最新の理論研究から、生命が存在しうる惑星のうち9割以上はまだ作られていないという見積もりが発表された。46億年前に誕生した地球は、かなりの先駆者ということになる。

赤城の星空をステラショットで楽しむ スターウォッチング in 赤城 2015

2015/10/22
毎年恒例となっている「スターウォッチング in 赤城」が、10月17日に群馬県の赤城山・新坂平駐車場にて開催されました。アストロアーツでは、天体撮影ソフト「ステラショット」のデモンストレーションを行い、次々に撮影されてスクリーンに映し出される美しい星雲・星団にたくさんの来場者が見入っていました。

「すざく」観測で判明、1000万光年スケールで均一な元素組成

2015/10/21
X線天文衛星「すざく」によるおとめ座銀河団の広域観測から、銀河団の内側から外縁部にわたって元素組成が一定であり、さらにその組成は太陽系周辺とほぼ同じであることが明らかになった。

金属過剰の太陽型星3つに系外惑星を検出

2015/10/21
岡山天体物理観測所などの観測から、金属量過剰を示す3つの太陽型星の周りに、計5つの系外惑星が発見された。中心星から遠く離れた公転周期の長い惑星は検出例が少なく、こうした惑星系の形成を理解するうえで重要な情報になると期待される。

金星とスピカが接近

2015/10/20
11月下旬、明け方の東の空で金星とおとめ座のスピカが接近する。最接近は30日。

しし座流星群が極大

2015/10/20
11月18日、しし座流星群の活動が極大となる。18日未明もしくは19日未明が見やすいが、1時間当たり数個ほどの予想だ。