AstroArts Topics

ヘッドライン

国立天文台が2017年暦要項発表 8月8日未明に部分月食

2016/02/01
国立天文台から、来年2017年の「平成29(2017)年暦要項」が発表された。8月8日の未明に全国で部分月食が見られる。また8月22日には皆既帯が北アメリカ大陸を横断する皆既日食が起こる。

一年分の星空情報をいつもポケットに「iOS版 アストロガイド2016」発売

2016/01/29
2016年の天文情報をポケットに入れて持ち歩ける「iOS版 アストロガイド2016」が発売されました。火星接近や部分日食、流星群など、今年も楽しみな天文現象が盛りだくさん。「iOS版 アストロガイド2016」でいつでも手軽に星空の情報をチェックしましょう。

地球のオーロラからのX線

2016/01/27
通常はブラックホールや超新星などを観測しているヨーロッパ宇宙機関の天文衛星「インテグラル」が、地球のオーロラから放射されたX線をとらえた。

地球外生命からコンタクトがない理由

2016/01/27
生命の進化を調べた研究で、若い惑星での暴走的な加熱や極度な低温化のため、誕生した初期の生命は多くの場合死に絶えるだろうという説が発表された。他の惑星の生命からコンタクトがないのは、高度に進化する前に絶滅してしまったためだという。

今からでも間に合う「インドネシア皆既日食ツアー」

2016/01/26
今年3月9日の「インドネシア~太平洋皆既日食」まで約1か月あまりとなった。昨年の春から予約が始まったインドネシア各地を観測地にした日食ツアーの各コースの残席状況にも変化が出てきている。まだ参加ツアーを決めていない人は最新情報を入手して判断しよう。

銀河団9000個を解析、銀河団内部構造と周辺のダークマターに深い関係

2016/01/26
約1000万個もの銀河カタログから得られた銀河団のサンプル約9000個を解析することで、銀河団の内部構造と周辺のダークマター分布の間に関係があることが世界で初めて明らかにされた。

【レポート】ステライメージ7を使った天体画像処理実習の講習会

2016/01/26
1月23日(土)、東京・池袋の池袋コミュニティ・カレッジで、ステライメージ7を使った「天体画像処理超入門 実習編」が開催されました。次回の講習会は2月13日(土)に「星空写真入門」と「はじめての天体画像処理」を開催します。

板垣さん、アンドロメダ座の銀河に超新星発見、115個目

2016/01/25
山形県の板垣公一さんが1月20日に、アンドロメダ座の銀河に超新星を発見した。板垣さんの超新星発見は通算115個目。

エクリプスナビゲータ2.5用 3月9日インドネシア皆既の月縁あり日食要素を公開

2016/01/25
今年3月9日にインドネシア~太平洋で見られる皆既日食を月縁形状を補正して正確に再現する、エクリプスナビゲータ Ver.2.5用日食要素データを無償公開しました。

シミュレーションで推測、太陽系第9惑星存在の可能性

2016/01/21
海王星の20倍以上遠くに「第9惑星」が存在する可能性がシミュレーションで示された。セドナなどすでに知られている太陽系外縁天体の軌道の特徴を説明する研究成果だ。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

自らを引き裂く、最も明るいホットドッグ銀河

2016/01/20
地球から124億光年彼方に、太陽350兆個分もの赤外線を放射する宇宙で最も明るい銀河がある。アルマ望遠鏡の観測で、この銀河全体のガスがかき乱された状態にあることがわかった。エネルギー源は中心の超大質量ブラックホールのようだ。

アルマ望遠鏡が詳細に見せてくれた惑星形成現場

2016/01/20
中央部に驚くほど塵がない領域を持つ遷移円盤4つをアルマ望遠鏡で観測し、精密なガスと塵の分布図が描き出された。今まで検証されていなかった円盤の隙間の成因について、明確な答えが得られるかもしれない。

月と木星が接近

2016/01/20
2月23日の深夜から24日の明け方にかけて、満月過ぎの月齢15の明るい月と木星が接近して見える。

天の川銀河内で2番目に大質量のブラックホールの兆候

2016/01/20
天の川銀河の中心核「いて座A*」から約200光年離れた位置にある特異分子雲の電波観測で、その空間構造と運動が太陽の10万倍もの質量を持つコンパクトな重力源の存在で説明できることが示された。天の川銀河の中で2番目に大きな質量のブラックホールかもしれない。

天体撮影ソフト「ステラショット」1.2aアップデータ公開、仮想望遠鏡機能を追加

2016/01/19
天体撮影ソフトウェア「ステラショット」をアップデートする「1.2aアップデータ」を無償公開しました。自動撮影のスケジュール作成に役立つ仮想望遠鏡機能を新たに搭載し、またニコン対応版向けとしてニコン D4Sの制御機能を追加しました。

フライバイから半年、ニューホライズンズのデータ送信はまだまだ続く

2016/01/18
探査機「ニューホライズンズ」の冥王星フライバイから半年が経過した。ニューホライズンズはどんどん遠ざかりながら、膨大なデータを現在も少しずつ送信中だ。氷火山とみられる地形「ライト山」の高解像度画像が公開されている。

日食画像研究会の新規会員募集

2016/01/15
日食画像研究会(SEPnet)が新規会員を募集中だ。日食撮影に興味のある方は参加してみてはいかがだろうか。

2016年の主要なミラ型変光星の明るさ変化予測

2016/01/13
数か月以上の長い周期で明るさが大きく変わるミラ型変光星のうち主なものについて、2016年の光度変化の予測グラフを紹介しよう。1~2月に極大予想のうさぎ座R「クリムゾンスター」や9月中旬に極大予想のはくちょう座χなどを観察してみよう。

チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星表面の氷は水と確認

2016/01/13
探査機「ロゼッタ」によるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の観測データから、彗星の表面に水の氷が存在することが決定的になった。一方、通信が途絶えている着陸機「フィラエ」の復活はかなり難しいとみられている。

大質量星形成領域のメーザー源の運動を検出、円盤状構造の存在を示唆

2016/01/13
東アジアVLBIネットワークの電波望遠鏡による観測で、大質量星形成領域に存在するメタノールメーザー源の内部固有運動が計測された。回転膨張運動を示唆する結果が得られ、原始星円盤の運動を示している可能性がある。