AstroArts Topics

ヘッドライン

外来のボリソフ彗星、太陽系の彗星と異なる組成

2020/04/24
史上初めて発見された恒星間彗星「ボリソフ彗星」を観測したアルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡のデータから、ボリソフ彗星は太陽系の彗星と比べると一酸化炭素の量が非常に多いことが明らかとなった。

2020年5月6日 みずがめ座η流星群が極大

2020/04/24
5月6日、みずがめ座η流星群の活動が極大となる。5月6日未明から明け方が見ごろ。

2020年5月 スワン彗星が5等前後

2020/04/24
5月から6月にかけて、スワン彗星(C/2020 F8)が5等前後まで明るくなると予想されている。非常に低いため、観察の難易度は高い。

天体写真ギャラリー:4月こと座流星群など79枚

2020/04/24
4月こと座流星群、彗星、銀河など。

ステラショット専用コントロールボックス 「GearBox」単体販売を開始

2020/04/24
ステラショットのために開発された無線制御デバイス。「ステラショット2」からワイヤレスで赤道儀やカメラを制御できるようになります。ステラショット2単体では接続できないソニーαシリーズのカメラにも対応。価格22,000円。

天体自動導入システム内蔵の経緯台望遠鏡「NexStar SEシリーズ」4機種発売

2020/04/24
4万個以上の天体情報を内蔵した日本語表示のハンドコントローラーで見たい天体を簡単に導入できる片持ちフォーク式経緯台望遠鏡。口径102mmマクストフカセグレン鏡筒から203mmシュミットカセグレン鏡筒まで4機種。セレストロン製 価格99,000円~。

フォーマルハウトb消失、系外惑星ではなかった可能性

2020/04/23
世界で初めて直接撮像により発見された系外惑星は、実在しなかったかもしれない。みなみのうお座の1等星フォーマルハウトを撮影したハッブル宇宙望遠鏡の画像に写っていた光の点は10年の時を経て消失しており、小天体同士の衝突で生じた一時的な輝きだった可能性があるという。

2020年5月の星空ガイド

2020/04/23
主な現象/金星(夕方)、火星・木星・土星(未明~明け方)/6日:みずがめ座η流星群/13日:月と木星、土星が接近/22日ごろ:水星と金星が大接近/24日:細い月と水星、金星が接近

地球とよく似たサイズと温度の系外惑星、見落としからの発見

2020/04/22
運用を終了したNASAの探査衛星「ケプラー」の観測データを見直したところ、これまでケプラーが発見したどの系外惑星よりもサイズと温度が地球に近くハビタブルゾーンに位置する天体が新たに見つかった。

天の川銀河中心の星の運動からアインシュタインの予言を実証

2020/04/21
天の川銀河の中心ブラックホールを回る恒星の動きを27年間にわたって観測した結果、星の軌道が一般相対性理論の予測通りのずれを生じていることが示された。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

こだわり天文書評『暦と占い』『世界の美しい夜空』など8冊

連載・読み物
2020/04/20
金井三男さんによる『暦と占い』『宇宙の謎に迫れ! 探査機・観測機器61』など3冊のレビューと、星ナビ2020年4月号「ほんナビ」の『世界の美しい夜空』『宇宙のことば』など5冊のレビューを公開。

天体写真ギャラリー:彗星、銀河など71枚

2020/04/20
小惑星ジュノー、アトラス彗星(C/2019 Y4)、パンスターズ彗星(C/2017 T2)、銀河など。

他の彗星よりも暖かい場所で誕生したジャコビニ・チンナー彗星

2020/04/17
10月りゅう座流星群の母天体としても知られるジャコビニ・チンナー彗星について、水に対する二酸化炭素の存在量比が他の彗星と比べると特に小さいことが判明した。この彗星が他の彗星よりも暖かい場所で形成された可能性を示唆する結果である。

天体写真ギャラリー:金星、彗星など80枚

2020/04/17
金星、アトラス彗星(C/2019 Y4)、パンスターズ彗星(C/2017 T2)、銀河など。

褐色矮星の風速を初測定、秒速650m

2020/04/16
赤外線天文衛星スピッツァーなどの観測から、恒星と惑星の中間的な質量を持つ天体である褐色矮星の表面におけるガスの移動速度が初めて計測され、太陽系で一番強い風が吹く海王星を超えていることが示された。

2020年4月22日 4月こと座流星群が極大

2020/04/16
4月22日、4月こと座流星群の活動が極大となる。22日深夜から23日明け方が見ごろだが、数は少ない。

宇宙論の大前提がゆらぐ?宇宙膨張が方向によって異なる可能性

2020/04/15
宇宙は全ての方向に等しい速度で膨張していると考えられてきたが、800個以上の銀河団のX線観測データを用いた研究で、膨張速度に想定以上のばらつきが検出された。宇宙論に関わる重要な前提である「等方性」が成り立たない可能性を示唆する結果である。

50億光年彼方のクエーサーの中心ジェットを高解像度観測

2020/04/14
史上初めてブラックホールの撮影に成功した「イベント・ホライズン・テレスコープ」が同じ時期に行っていた観測で撮影した、50億光年彼方のクエーサーの中心で輝くジェットの高解像度画像が公開された。

天体写真ギャラリー:ペビコロンボの光跡など67枚

2020/04/14
10日に地球スイングバイを実施した探査機「ベピコロンボ」の光跡など。

水星探査機「ベピコロンボ」、地球スイングバイを無事に完了

2020/04/13
欧州と日本の水星探査機「ベピコロンボ」が10日、最初のスイングバイを行い、地球表面から12,700km上空を通過して次のスイングバイを行う金星に近づく軌道へと向かった。