AstroArts Topics

ヘッドライン

20分周期で公転するヘリウム白色矮星連星

2020/04/08
公転周期がわずか20分という白色矮星同士の連星が発見された。将来の宇宙重力波望遠鏡で検証用の重力波源天体として利用できそうだ。

2020年4月15日 月と木星が接近

2020/04/08
4月15日の未明から明け方、南東から南南東の空で月と木星が接近する。

天体写真ギャラリー:スーパームーンなど67枚

2020/04/08
スーパームーン、金星など。

野辺山の電波ヘリオグラフが運用終了

2020/04/07
国立天文台野辺山に設置された太陽専用電波望遠鏡「電波ヘリオグラフ」が3月末をもって28年にわたる運用を終了した。

中間質量ブラックホールの決定的証拠をHSTで確認

2020/04/06
存在が議論される中間質量ブラックホールについて、「潜伏先」の一つとされる天体をハッブル宇宙望遠鏡が高解像度で観測した。その結果、天体が8億光年彼方の星団であることが判明し、そこに太陽5万個分の質量を持つブラックホールが潜んでいることがほぼ確実となった。

天体写真ギャラリー:金星とプレアデス星団の大接近など92枚

2020/04/06
太陽、金星とプレアデス星団の大接近、アトラス彗星(C/2019 Y4)など。

野口さん、「クルードラゴン」運用初号機への搭乗が決定

2020/04/03
国際宇宙ステーションでの長期滞在に向けて準備中の野口聡一宇宙飛行士が、米・スペースX社が開発中の宇宙船「クルードラゴン」の運用初号機に搭乗することが決まり、訓練を開始している。

「みお」を、みおくろう!水星探査機「ベピコロンボ」地球スイングバイ観測キャンペーン

2020/04/03
4月10日に地球スイングバイを実施する水星探査機「ベピコロンボ」の観測キャンペーンがJAXAベピコロンボプロジェクト・日本惑星協会・日本公開天文台協会の協同で実施される。観測に必要な情報をまとめた特設サイトも公開された。

【レポート】「ステラドームモバイル」を使用した卒業研究および卒業制作

2020/04/03
京都女子大学発達教育学部教育学科の吉川結香さんがアストロアーツ製デジタルプラネタリウム「ステラドームモバイル」を用いて卒業制作に取り組みました。

日食ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素を公開 6月21日アラビア半島~中国・台湾金環日食の月縁補正に対応

2020/04/03
日食シミュレーションソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素データを無償公開しました。2020年6月21日にアラビア半島~中国・台湾で見られる金環日食を、月縁形状を補正して正確に再現します。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

重力レンズで110億光年彼方の銀河中心核にズームイン

2020/04/02
110億光年彼方にあるクエーサーの観測で、銀河中心の超大質量ブラックホールから数万年前に誕生したとみられるジェットが吹き出し、周囲の星間ガスを揺さぶっている様子がとらえられた。進化の初期段階にある銀河でもジェットが星の材料を押し流し銀河の進化に関わっていることを示す成果である。

2020年4月5日 ジュノーがおとめ座で衝

2020/04/02
宵のころ南東の空に見えているおとめ座に位置する小惑星ジュノーが、4月5日に衝となる。明るさは約9等級で、観察には天体望遠鏡が必要だ。

2020年4月8日 スーパームーン

2020/04/01
4月7日から8日にかけての満月は、今年見える満月のうちで最も大きな「スーパームーン」となる。

天体写真ギャラリー:月、彗星など60枚

2020/04/01
金星とプレアデス星団の接近、月、彗星、銀河など。

水星探査機「ベピコロンボ」、4月10日に地球スイングバイ

2020/03/31
水星探査機「ベピコロンボ」は4月10日に地球をスイングバイし、太陽系の内側へと舵を取る。これに先立ち、アストロアーツでは探査機の軌跡をシミュレーションできる「ステラナビゲータ11」のアップデータを無償公開した。また3月26日に新発売の「ステラショット2」を使用すると、望遠鏡とカメラを制御して探査機の待ち伏せ撮影もできる。

星ナビ5月号は「波動駆動赤道儀」と「ステラショット2」

2020/03/31
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2020年5月号は4月3日(金)発売です。特集は赤道儀の新しい技術潮流「波動駆動赤道儀」。さらに、3月26日に新発売の「ステラショット2」に搭載された充実の新機能は必見です。

2020年4月上旬 金星とプレアデス星団が大接近

2020/03/31
3月下旬から4月上旬ごろ、夕方から宵の西の空で、金星とプレアデス星団が大接近する。最接近は4月4日ごろ。

野辺山45m電波望遠鏡の電波地図から見えた星形成の現場

2020/03/30
国立天文台野辺山宇宙観測所の45m電波望遠鏡の広い視野を活かし、太陽系近傍の3つの星形成領域を世界最高級の解像度で描いた広域の電波地図が作成された。

天体写真ギャラリー:アトラス彗星など54枚

2020/03/30
アトラス彗星(C/2019 Y4)、銀河など。

太陽が2つある惑星の回り方

2020/03/27
これまでに行われた系外惑星の捜索では、2つの恒星からなる連星系の中でも惑星が見つかっているが、いずれも惑星の回転と恒星どうしの回転の軌道面が一致している。だがアルマ望遠鏡の観測結果によれば、恒星の間隔が離れた連星系では軌道がかなり傾いた惑星も生まれているようだ。