AstroArts Topics

ヘッドライン

宇宙最初の環境汚染、予想外の巨大炭素ガス雲

2019/12/19
宇宙誕生後およそ10億年の時代に存在する銀河の周囲に、半径約3万光年におよぶ巨大な炭素ガス雲が存在することが、アルマ望遠鏡の観測データから明らかになった。

2019年12月26日 部分日食(アラビア半島~シンガポール~グアムなどで金環日食)

2019/12/19
12月26日の昼過ぎから夕方ごろにかけて、全国で部分日食が見られる。東日本では太陽が欠けたまま沈む日没帯食となる。

銀河の「電波指紋認証」の試み

2019/12/18
野辺山45m電波望遠鏡による観測から、活動銀河核を持つ銀河とスターバースト銀河それぞれの中心領域周辺に存在する分子のカタログが作成された。物理状態の違いなどを探るうえで基礎的なデータとなる結果で、銀河を見分ける「電波指紋認証」の手法確立につながると期待される。

太陽に最接近したボリソフ彗星

2019/12/17
観測史上初の恒星間彗星であるボリソフ彗星が12月8日に太陽に最接近した。その最接近前後の姿をハッブル宇宙望遠鏡がとらえた画像が公開された。

オシリス・レックスの着陸地点が「ナイチンゲール」に決定

2019/12/16
NASAの小惑星探査機「オシリス・レックス」がサンプル採取を行う地点として、小惑星ベンヌの北半球にある候補地「ナイチンゲール」が選ばれた。

2019年12月23日 こぐま座流星群が極大

2019/12/16
12月23日、こぐま座流星群の活動が極大となる。月明かりの影響はほぼないが、小規模な流星群のため数は少ない。

2019年12月23日 細い月と火星が接近

2019/12/16
12月23日の未明から明け方、東南東から南東の低空で細い月と火星が接近する。

天体写真ギャラリー:ふたご座流星群など58枚

2019/12/16
ふたご座流星群の流れ星、12日の満月「コールドムーン」など。

パーカー・ソーラー・プローブの初期成果、太陽の折れ曲がる磁場や塵の穴を観測

2019/12/12
NASAの太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が3回の太陽フライバイで得た最初の科学成果が発表された。

天体写真ギャラリー:金星と土星の接近など63枚

2019/12/12
金星と土星の接近、月、彗星など。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

高性能フローライトとカーボン鏡筒 ボーグ「72FL望遠レンズセットCH【6720】」新発売

2019/12/12
高性能フローライトの72FLレンズと、カーボン鏡筒&ドロチューブ、超高精度ヘリコイドのセット。価格275,000円。レンズ単体は143,000円。

日時計キット「時を映す日時計」新発売

2019/12/12
5分ほどで組み立て可能な紙製の日時計キット。価格700円。置いて使うタイプのほか、腕時計タイプ、より詳しい全国対応版もあります。

原始惑星系円盤内に見えた滝のようなガスの流れ

2019/12/11
若い星を取り巻く原始惑星系円盤の中で、ガスが滝のように隙間に流れ込んでいる様子が初めて三次元的にとらえられた。ガスの流れは、形成中の惑星によって作られた可能性が高いと考えられている。

「はやぶさ2」地球帰還を開始

2019/12/10
小惑星探査機「はやぶさ2」が12月3日にイオンエンジン加速を開始し、1年後の地球帰還に向けた巡航運用がスタートした。

太陽の400億倍、最重量記録のブラックホール

2019/12/09
巨大銀河「Holm 15A」の中心ブラックホールが太陽の400億倍の質量を持ち、これまでに質量が直接測定されたブラックホールとしては最も重いことがわかった。

「チャンドラヤーン2号」着陸機の残骸をLROが発見

2019/12/09
インドの月探査機「チャンドラヤーン2号」の着陸機「ヴィクラム」の残骸が、NASAの月探査機LROが撮影した画像から発見された。

2019年12月15日 ふたご座流星群が極大

2019/12/09
12月15日、ふたご座流星群の活動が極大となる。12月14日宵から15日の明け方が一番の見ごろだが、月明かりの影響が大きいため数は少なめとみられる。

天体写真ギャラリー:ボリソフ彗星など95枚

2019/12/09
パンスターズ彗星(C/2017 T2)ボリソフ彗星(2I)、ハート星雲、カリフォルニア星雲など。

オーロラを発生させる高エネルギー電子が大気圏に降り注ぐ仕組みを解明

2019/12/06
ジオスペース探査衛星「あらせ」と地上の大型大気レーダーによるオーロラの同時観測から、地球周辺の宇宙空間で生まれた電磁波が南極と北極上空の深いところまで高エネルギーの電子を降り込ませていることが、世界で初めて明らかにされた。

相馬さんが星食観測への貢献で「ホーマー・ダボール賞」受賞

2019/12/06
国立天文台の相馬充さんが、星食の観測研究で顕著な貢献をした研究者や観測者に贈られる「ホーマー・ダボール賞」を受賞した。