AstroArts Topics

ヘッドライン

ドローンとAIで隕石を発見

2022/03/18
火球の観測から予測された落下地点をドローンで撮影し、機械学習で画像を判別するという手法で、初めて隕石が発見された。

ケレスに衝突した隕石の大きさと数の謎

2022/03/17
準惑星ケレスに衝突した隕石のサイズ分布は月とほぼ同じであることがクレーターの研究からわかった。一方、隕石の故郷であるとされる小惑星帯の観測結果との不一致も明らかになった。

「ステラナビゲータ11」星図表示用の「色鮮やかな星」データを公開

2022/03/17
天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ11」の星図上で、色鮮やかな恒星や重星にマークを表示するためのデータを「コンテンツ・ライブラリ」で公開しました。ぜひダウンロードして観望にお役立てください。

ぎょしゃ座2.6等星の星食帯予報を改良、九州中部→南部へ

2022/03/17
4月13日の小惑星アフティによるぎょしゃ座θ星の食の改良予報が発表された。星食帯はこれまでの予報より南にかかることになる。

星の誕生が分子雲に影響を与える範囲は狭い

2022/03/16
分子雲の中で新たな星が誕生するときに、周囲の分子ガスが影響を受けるのは10光年以下の狭い範囲に限られることが電波観測から明らかになった。

『吾妻鏡』に見る鎌倉武士と星空

2022/03/16
歴史書『吾妻鏡』に記された天文現象を紹介するプラネタリウム番組が平塚市博物館で投影中。「星ナビ」でも特集記事を掲載する。

天体撮影ソフト「ステラショット2」2.0jアップデータ公開 キヤノン EOS R3 対応、CMOSカメラのライブビュー高速化など

2022/03/15
天体撮影ソフト「ステラショット2」2.0jアップデータを無償公開しました。CMOSカメラのライブビュー画面のフレームレートを向上したほか、キヤノン EOS R3の制御に対応。また、タカハシ TEMMA3の制御機能(プレビュー版)も公開しました。

X線と電波が交互に強まるブラックホールの「心電図」

2022/03/14
マイクロクエーサーとして知られるブラックホールが、高エネルギーのX線を出す段階とジェットを放出する段階とを交互に繰り返していることが明らかになった。

2022年3月22日 てんびん座α2星ズベンエルゲヌビの食

2022/03/14
3月22日の未明、月が3等星のてんびん座α2星ズベンエルゲヌビを隠す恒星食が起こり、西日本で見られる。

原始惑星系円盤でジメチルエーテルを初検出

2022/03/11
これまでに原始惑星系円盤で確認された中では最大の分子であるジメチルエーテルが、若い星で初めて見つかった。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2022年3月20日 金星が西方最大離角

2022/03/11
3月20日、未明から明け方の東南東の空で輝いている明けの明星の金星が太陽から最も離れて西方最大離角となる。

「一番近いブラックホール」の存在、否定される

2022/03/09
ブラックホールを含む3連星と考えられ「私たちから最も近いブラックホール」が存在するとされていた恒星系に、ブラックホールはないことが観測で確認された。

すばる望遠鏡の星空ライブカメラ、さいだん座流星群を記録

2022/03/09
昨年10月に出現したさいだん座流星群の活動が、YouTubeで公開されているすばる望遠鏡の星空ライブカメラにとらえられていた。研究者と市民科学者とが協力して検証を行った成果だ。

2022年3月中旬 金星と火星が接近

2022/03/09
3月中旬から下旬ごろ、未明から明け方の東南東の低空で、金星と火星が接近する。最接近は3月16日ごろ。

ガスが集まって大質量星になるまでの過程

2022/03/08
大質量星形成領域W49Aの電波観測により、ガスの塊同士が衝突することで恒星への収縮が始まることがわかった。また、大質量星を取り巻く円盤の回転速度や質量の分布が詳細にとらえられた。

太陽コロナの特殊なイオンを実験室で生成

2022/03/07
太陽コロナの100万度という超高温環境で作られる特殊なイオンが地上の実験室で生成され、スペクトルが計測された。衛星による観測結果の分析に寄与すると期待されている。

中性子星合体が残したX線、爆発の衝撃波かブラックホールの誕生か

2022/03/07
連星中性子星の合体に伴う重力波検出「GW170817」では、数日後にX線源が観測された。広がる中性子星合体の破片から発生した衝撃波で加熱された物質からの放射「キロノバ残光」か、合体後にできたブラックホールへ落ちる物質からX線が放射されているためかもしれない。

129億年前の銀河から窒素と酸素を検出

2022/03/04
アルマ望遠鏡が、129億年前の銀河から窒素と酸素の存在を示す電波をとらえた。宇宙誕生から9億年の時点で、星の誕生と死のサイクルが繰り返されて重元素が作られていたようだ。

第4回天文遺産に金星太陽面通過観測地と太陽黒点スケッチ群

2022/03/04
日本天文学会は、第4回日本天文遺産として「明治7年金星太陽面通過観測地」と「小山ひさ子氏の太陽黒点スケッチ群」を認定した。

天体撮影をサポート「ステラショット2公式ガイドブック」発売!

2022/03/04
天体撮影ソフト「ステラショット2」の公式ガイドブックが発売されます。「ステラショットLite」にも対応し、機材選びから撮影までの全工程を解説します。