AstroArts Topics

ヘッドライン

2022年4月下旬 水星とプレアデス星団が大接近

2022/04/21
4月下旬から5月上旬ごろ、夕方から宵の西北西の低空で、水星とプレアデス星団が大接近する。最接近は4月30日ごろ。

2022年4月29日 水星が東方最大離角

2022/04/21
4月29日、夕方から宵の西北西の低空に見えている水星が太陽から最も離れて東方最大離角となる。

こだわり天文書評『知れば知るほど面白い暦の謎』『宇宙飛行士 野口聡一の全仕事術』など9冊

連載・読み物
2022/04/20
金井三男さんによる『知れば知るほど面白い暦の謎』『宇宙を支配する「定数」』など3冊のレビューと、星ナビ2022年4月号「ほんナビ」の『さばの缶づめ、宇宙へいく』『宇宙飛行士 野口聡一の全仕事術』など6冊のレビューを公開。

2022年4月27日 細い月と金星が並ぶ

2022/04/20
4月27日の明け方、東南東の低空で細い月と金星が並ぶ。

観測史上最大、直径130kmの彗星核

2022/04/19
2021年に発見されたベルナージネリ・バーンスティーン彗星の最新の観測から、この彗星の核が観測史上最大となる直径約130kmと求められた。

「ステラナビゲータ11」11.0hアップデータ公開 JWSTを表示してみよう

2022/04/19
天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ11」11.0hアップデータを無償公開しました。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡や探査機「ルーシー」などのデータを追加しています。

クエーサーになる直前のブラックホールを初期宇宙でとらえた

2022/04/18
地球から約131億光年という初期宇宙で、クエーサーとして輝く前段階のブラックホールと思われる天体が初めて発見された。

小惑星による2.6等星の食、観測成功!

2022/04/18
4月13日、小惑星アフティによるぎょしゃ座θ星マハシム(2.6等)の食が鹿児島県で観測された。この小惑星による恒星食は日没後わずか23分という厳しい条件で、さらに当日の天候は不良だったが、雲間をついての奇跡的な観測成功となった。

板垣さん、おとめ座の銀河に超新星発見、今年3個目

2022/04/18
山形県の板垣公一さんが4月16日、おとめ座の銀河に超新星2022hrsを発見した。板垣さんの超新星発見は今年3個目、通算166個目。

2022年4月23日 4月こと座流星群が極大

2022/04/15
4月23日、4月こと座流星群の活動が極大となる。23日未明から明け方が見ごろだが、数は少ない。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

過去20年の海王星の温度に予想外の変化

2022/04/14
季節変化に約40年かかるはずの海王星で、過去20年の成層圏の気温が急激に低下・上昇していたことがわかった。大気の化学的性質や太陽活動などの影響かもしれない。

2022年4月下旬 はくちょう座χ星が極大のころ

2022/04/14
4月下旬ごろ、約408日周期で明るさが変わる変光星のはくちょう座χ星が極大光度になるとみられている。

太陽系の惑星を急成長させた前線

2022/04/12
太陽系の惑星は、太陽に近くて水が蒸発する内側と遠すぎて水が凍る外側の境界、「スノーライン」で急激に成長して形成された可能性がシミュレーションで示唆された。

135億光年の彼方、最遠方銀河の候補

2022/04/11
現在の最遠記録を持つ銀河より1億光年遠く、ビッグバンからわずか3億年後にあたる135億光年の距離に位置する銀河かもしれない天体が見つかった。

太陽系と異なるプロセスで形成中の惑星

2022/04/08
200万歳という若さの星に、まさに形成中の惑星が見つかった。「ボトムアップ」で作られた太陽系の惑星と違い、「トップダウン」で生まれたと考えられている。

2022年4月15日 おとめ座γ星ポリマの食

2022/04/08
4月15日の深夜から16日の未明、月が3等星のおとめ座γ星ポリマを隠す恒星食が起こる。

観測史上最遠、129億光年離れた単独の星からの光を検出

2022/04/07
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた重力レンズ天体の分析で、129億光年の距離にある恒星からの光が見つかった。単独の星としては、従来の90億光年を大きく上回る最遠観測記録だ。

4月下旬に極大、長周期変光星はくちょう座χ

2022/04/06
ミラ型変光星のはくちょう座χが4月末ごろの極大に向かって明るくなってきている。夜半過ぎの東天に昇ってくる白鳥の、長く伸びた首の部分に注目してみよう。

2022年4月13日 小惑星アフティによるぎょしゃ座θ星マハシムの食

2022/04/06
4月13日の夕方、小惑星アフティが3等星のぎょしゃ座θ星マハシムを隠す恒星食が起こり、九州の一部で見られる。これほど明るい星が小惑星に隠される現象は珍しく、観測できれば日本では31年ぶりとなる。

すばる望遠鏡、暗い低温度星の化学組成を明らかに

2022/04/05
すばる望遠鏡の近赤外線高分散分光器IRDによって、太陽よりも小型で低温のM型矮星13個について、従来観測が困難だった化学組成が明らかになった。