「きぼう」船内実験室の取り付け、無事完了!
【2008年6月4日 NASA Space Shuttle News / JAXA】
日本時間の4日午前8時42分、国際宇宙ステーション(ISS)へ日本実験棟「きぼう」船内実験室を取り付ける作業が無事完了した。日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「きぼう」組立ミッションのページには、取り付けを行った星出さんのコメントが発表された。
スペースシャトル「ディスカバリー号」は飛行3日目、日本時間3日午前3時3分(米国中部夏時間6月2日13時3分)(以下同様)に、ISSとドッキングした。
続いて飛行4日目、「きぼう」船内実験室の取り付け準備を含む、船外活動が行われた。取り付け準備が整った後に、星出さんはKaren Nyberg宇宙飛行士とともにISSのロボットアームを操作して、「きぼう」船内実験室の取り付けに臨んだ。
そして、日本時間の6月4日午前8時42分、「きぼう」船内実験室のISSへの取り付けが無事完了した。作業を終えた星出さんは、次のように述べた。
"Congratulations especially to Tsukuba. We have a new HOPE on the International Space Station."
(つくばの皆さん、おめでとう。今、国際宇宙ステーションに、新しい「きぼう」が取り付けられました。)
なお、飛行5日目には船内実験室の起動が予定されており、星出宇宙飛行士らが入室する。