若田さん、国際宇宙ステーションの第19次長期滞在員に!
【2009年4月6日 JAXA】
ソユーズTMA-14宇宙船に搭乗した第19次長期滞在員が国際宇宙ステーション(ISS)に到着し、先週第18次/第19次長期滞在員の交代式が行われた。日本人宇宙飛行士若田光一さんも交代式を経て、正式に第19次長期滞在員となった。
ISSの第19次長期滞在員である2名の宇宙飛行士(Gennady Padalka氏とMichael Barratt氏)と宇宙旅行者(Charles Simonyi氏)を乗せたソユーズTMA-14宇宙船(18S)が、米国中部夏時間(以下同様)3月28日午前8時05分(日本時間午後10時05分)ISSにドッキングした。
ソユーズTMA-14宇宙船(18S)で到着した3名を迎えたISSではその後、第18次長期滞在員と第19次長期滞在員の交代式が行われた。
交代式では、若田さんが乗組員の紹介を行い、第18次長期滞在員の指揮官Mike Fincke氏から、第19次長期滞在員の指揮官Gennady Padalka氏へ指揮権が委譲され、若田さんも正式に第19次長期滞在員となった。
若田さんは引き続き第19次長期滞在員としてISSに滞在し、科学実験やISSの運用・保守に関わる作業を続ける。
なお、2008年10月からISSに滞在していた第18次長期滞在員(Fincke氏、Yury Lonchakov両宇宙飛行士)と、ISSに約10日間滞在するSimonyi氏は、これまでISSにドッキングしていたソユーズTMA-13宇宙船(17S)に搭乗し、4月7日午前3時20分(日本時間午後5時20分)帰還する。