スペースシャトル「エンデバー号」、無事帰還

【2010年2月22日 NASA STS-130 MCC Status Report #29

今月8日に打ち上げられたNASAのスペースシャトル「エンデバー号」が、米国東部標準時間(以下同様)21日22時20分(日本時間22日12時20分)に米・フロリダ州にあるNASAのケネディ宇宙センターに無事着陸した。


着陸直後のエンデバー号の画像

着陸直後のエンデバー号(提供:NASA)

スペースシャトル「エンデバー号」が、国際宇宙ステーション(ISS)へ新モジュールなどを届ける任務を終えて、21日22時20分(日本時間22日12時20分)に米・フロリダ州にあるNASAのケネディ宇宙センターに無事帰還した。

今回のミッションは、エンデバー号にとっては24回目の飛行。新モジュール「トランクウィリティー」と「キューポラ」の取り付けのために実施された船外活動は18時間14分だった。ISS建設のための船外活動は、これで延べ約873時間、計140回となった。

なお、次に打ち上げが予定されているスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-131)には、日本人宇宙飛行士 山崎直子さんが搭乗する。現在のところ打ち上げは4月5日に予定されている。STS-131ミッションでは、ISSへ補給物資を届けるほか、ISSの組み立ておよびメンテナンスに関わる作業が行われる。