東京と石川でアルマ望遠鏡の講演会を開催

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【2011年11月17日 アルマ望遠鏡

11月27日に石川県のいしかわ子ども交流センターで、12月4日には東京都の多摩六都科学館で、9月末に初期観測を開始したアルマ望遠鏡に関する講演会が開催される。


砂漠の中、隊列を組んで進むトラック

10月18日からトラックで、アルマ望遠鏡山麓施設(標高2900m)へ望遠鏡を輸送している。砂漠の中、隊列を組んで進むトラックに、主鏡部や受信機搭載キャビン部が積まれているのが見える。クリックで拡大(提供:ホアキン・コジャオ)

9月30日に16台のアンテナを用いた初期観測を開始したアルマ望遠鏡。完成時には計66台のアンテナを使った、最大直径16kmの望遠鏡に相当する世界最高性能の電波望遠鏡群となる。10月17日には日本製7mアンテナの最後の3台がチリに到着するなど、現在も2013年の完成に向けて着々と建設が進められている。

そのアルマ望遠鏡に関する講演会が、11月と12月に石川と東京で開かれる。

11月27日 石川

■ イベント名:
星の案内人公開講演会「アンデスの巨大な"電波の眼" ALMA」
■ 日時:
2011年11月27日(日)13:30〜15:00
■ 会場:
いしかわ子ども交流センター
(石川県金沢市法島町11-8)
■ 主な内容:
目に見えない電波を使ったALMA望遠鏡で「見えない宇宙」に挑戦する様子について
講師:石黒正人さん
■ 参加費:
無料
■ 参加申し込み・定員:
電話にて申し込み。定員は50名
■ ウェブサイト・問い合わせ先:
いしかわ子ども交流センター
TEL:(076)243-6501

12月4日 東京

■ イベント名:
やさしい天文教室「ALMA望遠鏡がいどむ宇宙の謎〜電波望遠鏡でみた宇宙の姿〜」
■ 日時:
2011年12月4日(日)15:00〜17:30
■ 会場:
多摩六都科学館
(東京都西東京市芝久保町5-10-64)
■ 主な内容:
前半は、国立天文台の平松正顕さんによる講演「ALMA望遠鏡がいどむ宇宙の謎〜電波望遠鏡でみた宇宙の姿〜」。後半はミニ天体望遠鏡を作ります。最後に外に出て、作った望遠鏡を使ってみましょう
■ 参加費:
有料(1050円)
■ 参加申し込み・定員:
ウェブサイトにある必要事項をはがきにご記入の上、11月21日までに多摩六都科学館までお送りください。定員は30名
■ ウェブサイト:
やさしい天文教室

「ステラナビゲータ」でアルマの星空をシミュレーションしてみよう

ステラナビゲータでALMAを選択する際のキャプチャ画像

「場所」ダイアログの「都市名選択」から、アルマを指定できるようになった。クリックで拡大

ステラナビゲータの場所選択で、アルマ観測所が選べるようになりました。透明度など世界屈指の好条件から観測地に選ばれたアタカマ高原の星空をシミュレーションしてみよう。

ステラナビゲータを起動後、まず「ツール」メニューから「データ更新」を行います。その後、「場所」ダイアログの「都市名選択」で表示されるツリーから、「データ」→「海外(天文台)」→「ALMA(チリ)」を選択してください。

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