AstroArts Topics

ヘッドライン

高速自転が引き起こす木星のオーロラ爆発

2015/03/25
惑星分光観測衛星「ひさき」による木星のオーロラ爆発の観測から、この現象が木星自身の高速自転によって引き起こされることが初めて示された。

火星のサンプルから、生命活動に重要な硝酸塩の証拠

2015/03/25
火星がかつて生命に適した環境だったという証拠がまたひとつ見つかった。NASAの火星探査車「キュリオシティ」が採取したサンプルから、地球上の生物にとって重要な硝酸塩が存在する証拠が得られた。

初めてとらえた、星の“0歳児”の急加熱

2015/03/24
最初期段階の恒星が急激に高温になるようすが、赤外線のアウトバーストとしてとらえらえた。恒星が取り込む物質が急増したことによるものとみられる。

太陽系の回転速度をVERAが精密に測定

2015/03/23
国立天文台VERAの観測から、銀河の中での太陽系の回転速度が精密に測定された。

クリスマスに現われた火星のオーロラ

2015/03/20
2014年12月下旬、探査機「メイブン」が火星の北半球に広がるオーロラを紫外線でとらえた。

20日夜にヨーロッパ北海で皆既日食 ネット中継も

2015/03/20
日本時間20日夜、大西洋から北極海にかけて皆既日食が、北アフリカからヨーロッパ全域で部分日食が起こる。

北海道で11年ぶりにオーロラを観測

2015/03/19
活発な太陽活動にともなって発生した磁気嵐により、18日ごろ世界各地でオーロラの出現が見られた。北海道でも11年ぶりに低緯度オーロラが観測されている。

小惑星キロンに環? 確認されれば小天体2例目

2015/03/18
小惑星キロンによる恒星食の観測から、キロンの周囲に環あるいは対称ジェットのような物質の存在が明らかになった。もし環であることが確認されれば、同じくケンタウルス族小天体であるカリクロに続いて2例目となる。

超新星残骸に大量のニッケル 究極的核融合プロセスの初証拠

2015/03/18
X線天文衛星「すざく」が、超新星残骸「3C 397」から大量のニッケルを検出した。陽子と電子が合体する「電子捕獲」がIa型超新星爆発で起こることを示す初の観測的証拠だ。

いて座に6等の新星が出現

2015/03/17
3月15日、いて座に6等の明るい新星が出現した。今後の光度変化に注目しよう。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

14年ごしの観測で見た、ペルセウス座GKの爆発の広がり

2015/03/17
理化学研究所などの日米研究チームが、1901年に0等の明るさで出現した新星「ペルセウス座GK」の爆発の広がりをX線観測でとらえた。14年前の観測との比較から爆風の速度や爆発のエネルギーがわかり、新星爆発についての理解が進むと期待される。

地表の組成分布で明らかになる水星の過去

2015/03/16
探査機「メッセンジャー」が観測した水星地表の組成分布から、過去の天体衝突の痕跡やマントル物質の多様性が明らかになった。水星の地質構造がどのように作られたかを示す手がかりとなる。

29日小牧市でステラナビゲータ開発者の天文講座

2015/03/13
小牧中部公民館プラネタリウム(愛知県)で3月29日(日)、天文ソフト「ステラナビゲータ」開発者がデジタルプラネタリウムを使って最新の宇宙を紹介する天文講座が開催される。

オーロラから探る、ガニメデの地下海

2015/03/13
木星の衛星ガニメデのオーロラ観測から、その地下に大量の塩水が存在するらしいことがわかった。オーロラの動きに、天体内部の塩水が作り出す磁場が影響しているという。

エンケラドスの地下海に熱水環境

2015/03/12
地下に液体の海があるのでは、と注目されてきた土星の衛星エンケラドス。日独米の共同研究により、地球の生命を育んだのと似たような海底の熱水環境が現存しているらしいことが明らかになった。

銀河団同士の衝突現場Abell 2256

2015/03/11
カール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群(VLA)がとらえた、数百個もの銀河が属する銀河団同士の衝突が起こっている領域の画像が公開された。

丸い円盤銀河の出現時期は70億年前?

2015/03/11
京都大学、東京大学、国立天文台の研究者らがハッブル宇宙望遠鏡の撮像データを解析し、丸い円盤銀河の出現時期が宇宙年齢約60億年、現在から約70億年前の時代とみられることを明らかにした。

矮小銀河からガンマ線、ダークマター粒子対消滅の証拠の可能性

2015/03/11
最近発見された天の川銀河の伴銀河の1つである「レチクル座2」から、ガンマ線が初めて検出された。このガンマ線は、長い間理論的に予測されてきたダークマター粒子の対消滅の証拠ではないかと考えられている。

銀河の外れに生まれた2つの星団

2015/03/10
天の川銀河の円盤部から1万6000光年も離れた場所で、新しく生まれた星団が見つかった。星の材料はどのようにしてこれほど遠くまで運ばれたのだろうか。

19日に大阪で、新天体発見者を囲む会

2015/03/10
新天体の発見や観測などに貢献した天文家や研究者らに贈られる日本天文学会各賞の2014年度受賞者が発表された。大阪で開催される日本天文学会春季年会にあわせ、受賞者の方々らを囲む会が行われる。