AstroArts Topics

彗星

2018年11月 マックホルツ・藤川・岩本彗星が7等台

2018/11/12
11月上旬に発見されたばかりのマックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018 V1)が、11月下旬ごろまで明け方の東の空に見えている。明るさは8~7等の見込みだ。

2018年9月 ジャコビニ・チンナー彗星が7等前後

2018/08/27
8月下旬から9月下旬ごろまで、ジャコビニ・チンナー彗星(21P)が7等前後まで明るくなると予想されている。冬の星座の天の川を南下し多数の星雲・星団とランデブーするので楽しみだ。

2018年8月上旬 パンスターズ彗星が6等前後

2018/07/27
8月上旬にパンスターズ彗星(C/2017 S3)が6等前後まで明るくなる可能性があると予想されている。明け方の北東の低空で見づらいがチェックしておきたい。

やっぱり彗星?予想外の加速を受けるオウムアムア

2018/07/02
太陽から遠ざかりつつある恒星間天体のオウムアムアが、予測よりもわずかに大きい速度を持っていることがわかった。オウムアムアの正体は小惑星ではなく彗星の可能性が高い。

冥王星は10億個もの彗星衝突でできたのかもしれない

2018/05/31
探査機「ニューホライズンズ」による冥王星の観測データと「ロゼッタ」で得られた彗星の化学組成のデータから、冥王星はたくさんの彗星が集積して形成されたという新しいモデルが提唱された。

彗星にはなぜ重い窒素が多いのか

2018/05/08
太陽系全体の「窒素15」と「窒素14」の存在比と、隕石や彗星といった太陽系始原物質などに含まれる窒素同位体の存在比は異なっている。この存在比異常を引き起こすメカニズムが数値計算から明らかにされた。

3月15日に千葉で「天体発見賞・天文功労賞受賞者を囲む会」 申込締切迫る!

2018/03/07
新天体の発見や観測などに貢献した天文家や研究者らに贈られる、日本天文学会各賞の2017年度受賞者が発表された。3月15日に千葉市で開催される日本天文学会春季年会にあわせて、受賞者の方々らを囲む会が行われる。

観測史上初の恒星間天体か、小天体A/2017 U1

2017/10/30
最近発見された小天体「A/2017 U1」は、その軌道や運動から太陽系外に起源を持つと考えられており、観測史上初の恒星間天体かもしれないという。

連星の核を持つ彗星288P

2017/09/27
ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、小惑星帯に位置する彗星288Pには核が2つあることがわかった。小惑星帯にある彗星で、連星として観測された初めての天体である。

2017年6月 ジョンソン彗星が7等前後

2017/05/26
4月下旬から7月下旬ごろまで、ジョンソン彗星(C/2015 V2)が7等前後まで明るくなると予想されている。6月は宵から未明ごろまで条件良く観察できる。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

彗星同士の衝突で作られた、フォーマルハウトの環

2017/05/22
みなみのうお座の1等星フォーマルハウトを取り巻く環の全体像がアルマ望遠鏡によって観測された。環は彗星同士の衝突で作られたものと考えられている。

2017年5月 パンスターズ彗星が7等前後

2017/04/24
5月ごろ、明け方の東の空にパンスターズ彗星(C/2015 ER61)が見える。4月上旬の増光からどのような変化を見せているか注目したい。

2017年5月 ジョンソン彗星が7等前後

2017/04/24
4月下旬から7月下旬ごろまで、ジョンソン彗星(C/2015 V2)が7等前後まで明るくなると予想されている。5月はほぼ一晩中見え条件が良い。

2017年4月 パンスターズ彗星が増光して6等台

2017/04/07
明け方の東の空に見えているパンスターズ彗星(C/2015 ER61)が4月初めにバーストを起こしたもようだ。予想より明るい6等台で観測されている。

2017年4月 ラヴジョイ彗星が6等前後

2017/04/03
4月ごろ、明け方の東の空にラヴジョイ彗星(C/2017 E4)が見える。6等程度まで明るくなる可能性があり、双眼鏡での観察や撮影を楽しみたい。4月20日ごろにはアンドロメダ座大銀河に接近する。

2017年4月 タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星が7等前後

2017/03/21
4月ごろ、北の空にタットル・ジャコビニ・クレサーク彗星(41P)が見える。7等程度まで明るくなると予想されており、双眼鏡で観察してみたい。4月下旬にはジョンソン彗星(C/2015 V2)と近づく。

3月17日に福岡で「天体発見賞・天文功労賞受賞者を囲む会」

2017/02/17
新天体の発見や観測などに貢献した天文家や研究者らに贈られる、日本天文学会各賞の2016年度受賞者が発表された。3月17日に福岡市で開催される日本天文学会春季年会にあわせて、受賞者の方々らを囲む会が行われる。

2017年2月下旬 エンケ彗星が6等前後

2017/02/17
2月下旬ごろ、夕方にエンケ彗星(2P)が見える。6等程度まで明るくなると予想されており、双眼鏡で観察してみたい。

2017年2月 本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星が7等前後

2017/02/01
2017年2月上旬から中旬ごろまで、未明から明け方に本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)が見える。6~7等まで明るくなると予想されており、双眼鏡での観察や撮影を楽しみたい。

2017年1月 ネオワイズ彗星が7等前後

2016/12/22
2016年12月下旬から2017年1月上旬、明け方の東の空にネオワイズ彗星(C/2016 U1)が見える。6~7等まで明るくなる可能性があり、低空ではあるが観察したい。