AstroArts Topics

ヘッドライン

2019年11月28日 水星が西方最大離角

2019/11/25
11月28日、明け方の東南東の低空に見えている水星が太陽から最も離れて西方最大離角となる。

天体写真ギャラリー:金星と木星の接近、プレアデス星団など87枚

2019/11/25
金星と木星の接近、彗星、プレアデス星団、散光星雲など。

宇宙の渦構造によって成長する赤ちゃん星

2019/11/22
1300光年彼方の赤ちゃん星を取り巻くガスと塵の円盤に、2つの渦巻き腕の構造が見つかった。アルマ望遠鏡の高解像度観測によるこの発見は、赤ちゃん星の成長過程を理解するうえで重要な成果となる。

2019年11月29日 細い月と金星が並ぶ

2019/11/22
11月29日の夕方から宵、南西の低空で細い月と金星が並んで見える。

隕石から核酸の材料となる糖を初めて検出

2019/11/21
核酸を構成するリボースなどの糖分子が隕石から初めて検出された。非生物学的に作られた糖分子が地球外からもたらされ、原始の地球で生命誕生の材料に使われた可能性を示す重要な成果である。

プラネで「ぐっすり」全国46施設で「熟睡プラ寝たリウム」

2019/11/21
眠くなっても大丈夫、むしろ「解説員が全力で寝かせにかかる」プラネタリウム、その名も「熟睡プラ寝たリウム」が今年も全国各地で実施される。

観測成功!小惑星アルタエアによる恒星食

2019/11/21
14日深夜に起こった小惑星アルタエアによるおうし座γ星の食では、多数の観測成果が得られた。対象星が3.8等と極めて明るく、今後の解析でも新たな成果が期待される。

2019年11月28日 細い月と木星が接近、金星も並ぶ

2019/11/21
11月28日の夕方、南西の低空で細い月と木星が接近する。金星も近くに並んでいる。

天体写真ギャラリー:オーロラ、銀河など61枚

2019/11/21
オーロラ、彗星、銀河など。

こだわり天文書評『太陽ってどんな星?』『月はすごい』など9冊

連載・読み物
2019/11/20
金井三男さんによる『月はすごい』『宮沢賢治の地学実習』など4冊のレビューと、星ナビ2019年11月号「ほんナビ」の『太陽ってどんな星?』『太陽活動と気候変動』など5冊のレビューを公開。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2019年11月下旬 金星と木星が大接近

2019/11/20
11月下旬ごろ、夕方の南西の低空で金星と木星が大接近して見える。最接近は11月24日ごろ。

大質量星の形成現場、大マゼラン雲の「2羽の孔雀」

2019/11/19
大マゼラン雲の中に存在する、2羽の孔雀のように見える分子雲の様子がアルマ望遠鏡によって詳細に描き出された。この観測とコンピューターシミュレーションから、広がった分子雲の要の部分で複数の大質量星の誕生が引き起こされたことが示された。

衝突クレーターの分布が示すリュウグウの歴史

2019/11/19
小惑星リュウグウの表面に見られる衝突クレーターの分布に、東側と西側で偏りがあることが示された。過去にリュウグウの自転が速かった時期が2回あったか長く続いた可能性を示唆している。

「ひので」が見た水星の太陽面通過

2019/11/18
日本時間11月11日夜から12日未明にかけて起こった「水星の太陽面通過」を、太陽観測衛星「ひので」が観測した画像と動画が公開された。

天体写真ギャラリー:火球、スターリンク衛星など97枚

2019/11/18
火球、スターリンク衛星群、月、彗星、星雲など。

「ウルティマ・トゥーレ」の正式名が「アロコス」に決定

2019/11/15
今年1月1日に探査機「ニューホライズンズ」がフライバイ探査を行った、「ウルティマ・トゥーレ」の愛称で呼ばれてきた太陽系外縁天体「2014 MU69」の正式名が「アロコス」と発表された。

ガンマ線バーストの電波残光の偏光測定に初成功

2019/11/15
アルマ望遠鏡によりガンマ線バーストの電波残光の偏光が初めて測定され、ガンマ線バーストの総エネルギーは従来の理論予測の約10倍大きいとみられることが示された。

円軌道で公転する若いホットジュピター

2019/11/14
恒星の近くを公転する巨大ガス惑星「ホットジュピター」のうち、若い恒星の近くをほぼ円軌道で公転するという、新たな特徴を示すものが見つかった。

「はやぶさ2」がリュウグウを出発、地球帰還へ

2019/11/13
小惑星探査機「はやぶさ2」がリュウグウを離れ、地球に帰還する運用に移行した。地球到着は2020年末の予定だ。

謎の爆発現象AT 2018cowの正体に偏光観測で迫る

2019/11/13
アルマ望遠鏡による、高エネルギー突発天体「AT 2018cow」の観測から、この現象の起源は超新星爆発後に形成されるブラックホールなどが引き起こしたものだという説が有力であることが示された。