AstroArts Topics

ヘッドライン

材料を放り出され、星形成を止めてしまった銀河

2022/09/06
内部で新たな星の誕生が止まった銀河をアルマ望遠鏡で観測したところ、別の銀河と衝突合体したことで星の材料となるガスが放り出されてしまったことがわかった。

天の川銀河の取り巻きは、少なくないが偏っている

2022/09/05
天の川銀河と似た質量の銀河との比較から、天の川銀河は衛星銀河の数が特段少ないわけではないが、分布は偏っていることが示された。

2022年9月11日 月と木星が大接近

2022/09/05
9月11日の宵から12日の明け方、月と木星が大接近する。

昔の環境が残る⼩マゼラン雲で、星の産声を初検出

2022/09/02
小マゼラン雲内の原始星では初めて、産声のように噴出する双極分子流が観測された。小マゼラン雲は100億年前の宇宙に近い環境なので、星の誕生する過程が昔から同じだった証拠となる。

2022年9月10日 中秋の名月(十五夜)

2022/09/02
2022年の中秋の名月(十五夜)は9月10日で、ちょうど満月と同じ日にあたる。

2022年9月8日 月と土星が接近

2022/09/02
9月8日の夕方から9日の未明、月と土星が接近する。

系外惑星の大気から二酸化炭素を検出

2022/09/01
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測によって、太陽系外では初めて、惑星の大気中から二酸化炭素が検出された。

星ナビ10月号は「ときめくアンドロメダ銀河」と「必殺技で色ズレを撃退」

2022/09/01
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2022年10月号は9月5日(月)発売です。秋に見ごろの「アンドロメダ銀河」でときめいてみませんか?今月で最終回の人気連載「市街地で星雲撮影」も必見。

超大質量ブラックホール周辺のドーナツ構造が膨らむ原因をとらえる

2022/08/31
銀河中心の超大質量ブラックホールを囲むドーナツ状構造であるトーラスは、内部のガスが激しく運動することで厚みを持つと考えられる。このガスの動きを観測する新手法が提唱された。

2022年9月7日 ジュノーがみずがめ座で衝

2022/08/31
9月7日、小惑星ジュノーがみずがめ座で衝(太陽‐地球‐ジュノーがまっすぐに並ぶ位置関係)となる。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

2022年9月上旬 火星とアルデバランが接近

2022/08/31
9月上旬から中旬ごろ、深夜から明け方に火星とアルデバランが接近する。最接近は9月7日ごろ。

宇宙再電離は銀河が多い領域ほど早く進行

2022/08/30
初期宇宙における水素ガスの再電離は、場所によって進行具合にばらつきがあった。観測の結果、進行が早い場所ほど銀河が多い、つまり電離を引き起こす紫外線源が多い証拠が得られた。

公式ブログ:【Scratchで天文計算】第2回 ハレー彗星の軌道を計算

連載・読み物
2022/08/30
【Scratchで天文計算】シリーズ。第2回では、ハレー彗星の位置を計算してみましょう。

宇宙最初の星は「ひとりっ子」で誕生する

2022/08/29
宇宙最初の星々「ファーストスター」が誕生する際、磁場強度が指数関数的に強くなるために星周円盤の分裂が抑制され、大質量のファーストスターが「ひとりっ子」で誕生することが磁気流体シミュレーションで示された。

2022年9月上旬 金星とレグルスが大接近

2022/08/29
9月上旬ごろ、明け方の東の低空で、金星とレグルスが大接近する。最接近は9月5日ごろ。

原始惑星系円盤の一酸化炭素は氷に隠れていた

2022/08/26
原始惑星系円盤を観測する際は一酸化炭素の放つ光がよく利用されるが、その一酸化炭素の観測量が理論的予測より少ないという問題があった。どうやら氷の塊の中に隠れているらしい。

2022年9月4日 へびつかい座36番星グニーブーの食

2022/08/26
9月4日の夕方から宵、月が4等星のへびつかい座36番星グニーブーを隠す恒星食が起こる。

NASA、アルテミス計画の着陸候補地を発表

2022/08/25
半世紀ぶりの有人月面探査となるNASAの「アルテミス計画」の着陸候補地が発表された。いずれも月面の南極近くで氷の水など資源の豊富な領域にある。

2022年9月の星空ガイド

2022/08/25
主な現象/金星(明け方)、火星(深夜~明け方)、木星(宵~明け方)、土星(夕方~未明)/7日ごろ:火星とアルデバランが接近/7日:ジュノーが衝/8~9日:月と土星が接近/10日:中秋の名月/11~12日:月と木星が大接近/17日:海王星が衝/17日:月と火星が接近/27日:木星が衝

「最も重い星」、実は少し軽かった

2022/08/23
既知の恒星で最も重いR136a1の質量は太陽の250~320倍とされていたが、実際にはその7割程度であることがわかった。宇宙最重量級の星たちは、従来の予想ほど重くないのかもしれない。