AstroArts Topics

ヘッドライン

球状星団までの距離を誤差3%で高精度に測定

2018/04/11
球状星団NGC 6397に含まれる星の年周視差がハッブル宇宙望遠鏡によって観測され、星団までの距離が誤差3%の高精度で測定された。従来10~20%も不確実性があった値を大幅に改善する成果である。

航空機望遠鏡「SOFIA」で調べる馬頭星雲

2018/04/11
航空機望遠鏡「SOFIA」によって観測されたデータから、オリオン座の方向にある馬頭星雲の詳細な構造や物理過程が明らかになりつつある。

天の川銀河のバルジに存在する星の年齢分布

2018/04/10
天の川銀河の中心のバルジ部分に存在する星の大規模な年齢分布図が初めて作成され、銀河中心の複雑な構造は、約110億年前に始まり約40億年間続いた星形成によって形成されたことが示された。

デジタル一眼 天体写真入門「実践編:M81・M82銀河」を公開

連載・読み物
2018/04/10
明るい空でも手軽にできる天体撮影ノウハウを紹介する「デジタル一眼 天体写真入門」。春に写しやすくなるおおぐま座の銀河のコンビ、M81・M82を「実践編」に追加しました。

天の川銀河の中心に1万個のブラックホール

2018/04/09
X線衛星「チャンドラ」の観測データから、天の川銀河の中心部に推定で約1万個のブラックホールが存在するという研究結果が発表された。

赤色矮星を巡る系外惑星の脅威はX線

2018/04/09
赤色矮星のハビタブルゾーンに位置する惑星は、中心星からのフレアで放射される強いX線が地上に到達するため、陸上では生命の生存は難しいという可能性が示された。

投稿画像ギャラリー:月・火星・土星の集合など80枚

2018/04/09
月・火星・土星の集合(8日未明)、星雲・星団など。

フォトコンテスト作品写真集「ふくしま 星・月の風景 Vol.5」発売

2018/04/09
郡山市ふれあい科学館等が主催の「ふくしま 星・月の風景 フォトコンテスト」の応募作品のなかから、表彰作品・優秀作品を掲載した作品集の第5弾。定価500円。

天の川銀河はどんどん大きくなっている?

2018/04/06
天の川銀河に似た銀河の観測から、こうした銀河が1秒に約500mの割合で大きくなっているという計算結果が示された。数十億年後の天の川銀河は現在より数パーセント大きくなっているかもしれない。

ブラックホール・ジェットの源をかつてない分解能で撮影

2018/04/06
地上の電波望遠鏡と電波天文衛星を組み合わせた観測で、活動銀河の中心核から光速に近い速度で噴き出すジェットがきわめて高い分解能でとらえられた。

星空案内 毎月の天文現象や星座を解説

西表石垣国立公園、日本初の「星空保護区」に認定

2018/04/05
沖縄県の西表石垣国立公園が、国際ダークスカイ協会の「星空保護区認定制度」に基づき、日本初の星空保護区として認定された。

坪井さん、しし座の銀河に超新星発見、14個目

2018/04/05
広島県の坪井正紀さんが4月2日、しし座の銀河に超新星2018apkを発見した。坪井さんの超新星発見は今年2個目、通算14個目。

4月28日に都内で「デジタル一眼 星雲・星団撮影入門」講座開催

2018/04/05
4月28日午後、東京都中野区で「デジタル一眼 星雲・星団撮影入門」講座を開催します。星雲・星団の撮影にチャレンジしたい方や、始めてみたもののうまく撮れないという方、天体写真用ソフト「ステラショット」「ステライメージ」について知りたいという方はぜひご参加ください。2月12日開催講座とほぼ同一内容です。

投稿画像ギャラリー:火星、木星など49枚

2018/04/05
火星、木星、火星と土星の大接近など。

単独の星としては観測史上最遠、90億光年彼方の「イカロス」

2018/04/04
銀河団による重力レンズ効果を受け、90億光年彼方の銀河内に存在する恒星が増光した様子がとらえられた。「イカロス」と名付けられたこの巨星は、単独の星としては従来の記録を100倍近くも更新する観測史上最遠の天体となる。

【特集】火星大接近(2018年7月31日 地球最接近)

2018/04/04
2018年7月31日、火星と地球が最接近します。約5760万kmまで近づく大接近で、夏から秋は天体望遠鏡で表面の模様を観察する好機です。 肉眼では、火星が星座の中を動いていく様子や夏に向けどんどん明るくなる様子を楽しめます。最接近のころだけでなく、春から継続的に観察してみましょう。

ダークマターのないシースルー銀河

2018/04/03
ダークマターをほとんどまったく含まない銀河が6500万光年彼方に見つかった。銀河形成の標準的な理論に見直しを迫る発見で、ダークマターの正体についても新たな手がかりをもたらすかもしれない。

水星のように高密度で金属質の系外惑星

2018/04/03
おとめ座方向の系外惑星「K2-229 b」の観測から、この惑星が水星のように高密度であることが明らかになった。主星の近くを公転する金属質の惑星を調べることは、私たち自身の太陽系で水星がどのように形成されたかを解き明かす手がかりにもなる。

オウムアムアは巨大惑星に破壊された彗星かもしれない

2018/04/02
観測史上初の恒星間天体「オウムアムア」の正体は岩石質の小惑星ではなく、故郷の惑星系で巨大ガス惑星の重力によって破壊された彗星の破片ではないかとする研究が発表された。

天宮1号、南太平洋上空で大気圏再突入

2018/04/02
2016年に制御不能となり徐々に高度を落としていた中国初の宇宙ステーション「天宮1号」が、日本時間の4月2日9時15分ごろに南太平洋上空で大気圏へ再突入した。